夜勤明けで~眠いけど~反省会をやっておくっと。
長文になってしまいますので読み流す感じでどうぞ~
まずレースの展開からいって、後方の集団には上位入線の可能性は無かったと思います、今回の敗戦で評価を落とす必要は無いでしょう。
序盤は前後のグループに分かれましたが、この切り分けは一頭を除いて予想通りでした、例外だったのはダッシャーゴーゴー、前に馬がいない状態でカレンチャンと4馬身ほど開いたところを走っていました。末足も良くなかったのでこれでいっぱいの走りだったのでしょう。
1-1ラッキーナイン(予3→5)
思ったよりスピードもありました、調整次第でスプリントもこなせるポテンシャルの高さは圧巻です。
1-2ケイアイアストン(予14→15)
概ね予想通り
2-3パドトロワ(予10→2)
「ゲートがイマイチな馬だと思いますが、発馬が決まれば逃げる展開もある。とは言えここで通用する力はまだないか。」←予想のコメント
今回の予想で最も見誤ったのはこの馬。癖のある発馬で好スタートは今回も無いと思いましたし、逃げてここまで粘れるとは・・・。ゲート、レース運びとも+修正。
2-4エーシンリジル(予9→10)
概ね予想通り
3-5ロケットマン(予1→4)
力を出し切れませんでした、残念ですが、これも競馬。
3-6サンカルロ(予6→7)
概ね予想通り
4-7フィフスペトル(予11→6)
分りにくいと思っていた馬ですが、スプリントでも思ったより対応してきました、レース運びで+修正。
4-8ダッシャーゴーゴー(予2→11)
複勝圏は一番堅いと思っていたのですが、まさかの凡走、スローだと掛かるけどハイペースでも追走に手こずる、気性、レース運びで-修正。
5-9ヘッドライナー(予8→14)
ハイペースを逃げての順位なので致し方ないが、年齢による衰えはありそうです。
5-10カレンチャン(予4→1)
予想以上に速いペースについていけたのと、その上で3F33.8の上がりを出せたのは脅威。レース運び、スタミナで+修正
6-11トウカイミステリー(予15→9)
最後方からとは言え、上がり最速をマーク、嵌れば怖いですね。瞬発力で+修正
6-12アーバニティ(予13→13)
概ね予想通り。
7-13ビービーガルダン(予12)
年齢を感じさせない走りでした。あれだけ走れるなら次はステイヤーズSで決まり。
7-14エーシンヴァーゴウ(予7→3)
体調は良かったようですね、それでもここまでやれるとは・・・。速いペースで最初から最後まで走りきっちゃいました、1000mがベストの認識は誤り。レース運び、スタミナで+修正。
8-15サンダルフォン(予16→12)
概ね予想通り。
8-16グリーンバーディ(予5→8)
概ね予想通り。
バドトロワとエーシンヴァーゴウの評価を大幅にUP、安定しないダッシャーゴーゴーと衰えの見えるヘッドライナーは評価を下げます。
サマースプリントに続き牝馬が大活躍!華があっていいですね、スプリント界のウオッカ&ダイワスカーレットのようになるか?2頭にはしっかり休んで、また良いレースを見せて欲しいです。
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とりあえず、レースを終えて。(12/2)
世界2位の実績を誇るロケットマンは圧倒的な1番人気。単勝3倍ぐらいつくんじゃないかと思っていたので、これは甘かった・・・世界レベルの走りを見たいと言う、ファンの馬券購入が予想以上に多かったようです。こうなると、この馬が飛んだだけで高配当が期待できます。馬券的には買わないor2,3番人気を見直す、が正解なのでしょう。
そのロケットマンですが、かなりテンションは高め。TVの実況では「いつもこんなものなので問題ない」らしいですが、ちょっと疑わしいテンションの高さでした。ダッシャーゴーゴーは対照的に落ち着いていて、力を発揮できそうな雰囲気に見えました。
久しぶりのGIファンファーレもキレイに決まって、ゲートインも嫌がる馬はいましたがほぼ入り終えたときに、ビービーガルダンがまさかの放馬・・・!
実績のある馬だっただけに残念ですが、他の馬に与える影響も心配でした。ビービーガルダンはコースを3週ほど走り、疲労のため除外となりましたが、故障は無かったようなのは幸いでした。
2回目のファンファーレ、ゲートインは比較的スムーズに進みました。大幅に遅れたものの、やっとスタート。
好スタートはエーシンヴァーゴウとパドトロワ、パドトロワはゲートさえ決まれば十分逃げられる馬なので、ヘッドライナーとともに前へ。ロケットマンもスピードは十分で、ハイペースに十分ついていけています。エーシンヴァーゴウも前へですが、内の馬がスタート良かっただけに、外枠から前に取り付くのはなかなかです。
ハイペースですが、ラッキーナインも先頭集団について行けていたのが意外でした、マイラーなのにこんなスピードもあったんですね、恐るべし!
息の入らない流れ、最終コーナーでヘッドライナーがこのスピード争いから脱落、ロケットマンがこれを外から交わすかというタイミングで外からエーシンヴァーゴウ、ロケットマンを出させず前へ行きバドトロワとハナを争います。
間をおかずしてさらに外からカレンチャン。ロケットマン、内で我慢していたラッキーナインは完全に包まれる形でした。
日本のエースだったはずのダッシャーゴーゴーですが、ハイペースなので中段待機は良かったのですが、前が止まりませんでした、後方のグループは結局何も出来ませんでした・・・。
勝ったのは瞬発力を活かして抜け出したカレンチャン。池添Jは今年どこまで・・・?!今年の重賞の池添&安田
はすごい確率で来てますね・・・
初めて連を外したロケットマン、日本でもやれる力は有ったように見えますので、コーツィ騎手は穏やかではないでしょう。
結局、日本独特の高速馬場と、絶妙な包囲網の前に敗れてしまいました。日本馬による包囲網があれほど見事に機能したのはこの馬にとっては不運でした。
このレース、ラッキーナインや、ロケットマンのポテンシャルを十分に見ることが出来なかった。また、放馬により除外を出しスムーズにレースを進行できなかったなどの点については残念なレースでした。
しかしながら、去年コテンパンに外人騎手に叩きのめされた日本勢の逆襲があった点は評価できます。
レースですから、あのぐらいはやらないと騎手は仕事なくなります。
GIはやはり厳しいなと感じさせられる一戦でした。
カレンチャンは5連勝でGIを制覇!スピードも末足も予想以上でした、今年はちょっと速目のオフに入ってゆっくりと休んでもらいたいです。
人気薄ながら2着に入ったパドトロワ、ゲートが上手になると安定した戦績残せそうですし、経験が上がってきたので今後活躍しそうです。狙うなら今回でしたね。
外枠から前に押していって、最後まで良く走ったエーシンヴァーゴウも強かったです。サマースプリントの疲れを感じさせないのは意外でした、牝馬ながらタフですね。
ダッシャーゴーゴーは何かおかしいのか?気性的な成長がいまひとつ見られないのが要因か、そもそも騎手との相性は大丈夫なのか?
→次走狙い馬:パドトロワ,エーシンヴァーゴウ
→次走危険馬:ダッシャーゴーゴー