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新着予想>菊花賞2014結果回顧一覧

京都11R 菊花賞 2014年10月26日(日)
芝外3000 3歳GI 晴良 平均レースレベル3.5

87654321枠番
181716151413121110987654321馬番


































































































































馬名



牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3 牡3牡3 牡3性齢
57 57 57 57 57 57 57 5757 57 57 57 57 5757 5757 57斤量





























騎手
単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ人気
結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順結果着順 結果着順着順
軍神マルス
BC爺
予想屋マス
夏影
邦彦
アキ
スコット
クライスト
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 3:01.0 4F 46.6 3F 34.9
単勝2番690円(3人気)
複勝2番280円(4人気)4番270円(3人気)10番520円(6人気)

競馬予想型   軍神マルス東前頭一枚目 予想歴16年 回収率137% 菊花賞 JC&有馬記念に向けて①。
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2014年 タイム 3’01”0 (良) 1FAve=12.07 5FAve=60.33

ラップ
①13.0-②12.0-③12.0-④12.0-⑤11.9-⑥11.7-⑦12.4-⑧12.5-⑨12.3-⑩12.4-⑪12.2-⑫11.7-⑬11.7-⑭11.6-⑮11.6
1FAveとの誤差
①+0.9 ②-0.1 ③-0.1 ④-0.1 ⑤-0.2 ⑥-0.4 ⑦+0.3 ⑧+0.4 ⑨+0.2 ⑩+0.3 ⑪+0.1 ⑫-0.4 ⑬-0.4 ⑭-0.5 ⑮-0.5
テン5F60.9-中盤5F61.3-上がり5F58.8 『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着トーホウジャッカル・・・スペシャルウィーク×Unbridled’s Song=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔16-a〕 5-2
2着サウンズオブアース・・・ネオユニヴァース×Dixieland Band=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔23-b〕 8-4
3着ゴールドアクター・・・スクリーンヒーロー×キョウワアリシバ=ロベルト×レイズアネイティヴ 〔1-p〕 7-6
4着タガノグランパ・・・キングカメハメハ×スペシャルウィーク=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔9-e〕 12-10
5着ショウナンラグーン・・・シンボリクリスエス×マンハッタンカフェ=ロベルト×サンデーサイレンス 〔10-d〕 15-11

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開的には、逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れと考える。

1着トーホウジャッカルは、前走神戸新聞杯3着(=阪神芝2400m:0.0秒差)からの好走。京都芝コースは(0-0-0-1)、芝3000m戦は初でした。夏に中距離の条件戦を使われ、前走で重賞好走した馬で、芝2400m戦は(0-0-1-0)とまだスタミナの裏付けには不安がある馬でしたが、しかし本馬はスペシャルウィーク産駒で菊花賞とは縁のある血統だし、前走も直線で不利を受けたが僅差の3着に好走し、能力は示したと思われ、その能力に期待して評価し、結果1着好走。今回は内枠でもあり、内内を回っての距離ロスを抑えられる位置取りが可能という点でも好走の可能性は高いと考えて期待し、やはり内枠の利は活きたと思われる。菊花賞はとにかく内を回れる距離ロスがないことはプラス要因になるようで、最内枠に馬番1番の馬は過去にも好走は多いが1枠も特注と反省する。今回レコードでの好走にて、スタミナとスピードは証明されたわけで、締まった流れでのスタミナ勝負が一番この馬に向く競馬と考えて、今後の活躍にも期待します。
 スペシャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、長い末脚を使い、嵌った時の強さは破壊力十分で、カミソリというよりはナタの切れ味。その分、小回りコースでの取りこぼしやスピード競馬での不安定さがある。一方で2歳戦に強い早熟性も有するが、古馬での成長力は豊富。母父Unbridled’s Songはミスプロ系で、ダートの一流馬を出す一方で、ためると芝で斬れるのもアンブライドルド系で、また満遍なく活躍馬を輩出するわけではないが、大一番になると無類の強さを発揮するのもアンブライドルド系。先行力とためての一瞬の脚に優れ、軽いダートも強いが芝・ダート不問。短距離から中距離をこなし、3~4歳時が最も充実する。
 No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。

2着サウンズオブアースは、前走神戸新聞杯2着(=阪神芝2400m:0.0秒差)からの好走。京都芝コースは(1-2-0-2)、芝3000m戦は初でした。春シーズンは京都新聞杯2着(=京都芝2200m:0.2秒差)と重賞好走もしていた馬で、ダービーは11着と凡走したものの、前走神戸新聞杯2着と休み明けで好走して、今回叩いた効果もあり結果2着好走。京都芝コースでの好走が多かった点もポイントだったと思うが、本馬も馬番4番と内枠の馬にて、やはり距離ロスを抑えて位置取ることが出来たことが好走の要のも一つだったと考える。距離が延びてから成績も安定してきていることからも、本馬もステイヤーとして今後の期待が出来る馬と考えて好走に期待したいと思います。
 ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、中山芝コースなど小回りコースでの好走が多く、短い直線をぐいっと抜けてくる器用さが武器。また内枠で我慢できるのも、ネオユニヴァース産駒の強み。上がりの速いキレ味勝負より、平均ペースに乗って短い直線でぐいっと出る競馬に抜群の適性を有す。また鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多い(=アンライバルド、ミクロコスモス、ヴィクトワールピサなど)。また産駒はパワータイプの馬も多く、ダート中距離で好走も多い。芝馬は最初から能力の高さを見せるが、旬は短く、ゆっくりクラスを上がって強くなるのはダート中距離型。母父Dixieland Bandはノーザンダンサー系で、スタミナはもとよりパワーもあり、力のいる馬場を先行させたら強い。差す展開では取りこぼしは多々あるが、ローカルD1700mよりも中央のD1800mや大井に向く。2歳よりは3歳、3歳よりも古馬と成長力はある。
 No.〔23〕の牝系は、スタミナとスピードに優れた牝系。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。

3着ゴールドアクターは、前走1000万条件戦支笏湖特別1着(=札幌芝2600m)からの好走。京都芝コースは初で、芝3000m戦も初でした。芝2400m戦は(0-1-0-1)、芝2600m戦は(2-0-0-0)と距離が延びての好走が多い馬で、春は青葉賞4着(=東京芝2400m:0.1秒差)と重賞でも好走出来る能力の下地はあると思われ、また逃げ・先行脚質からも先手先手を取れる展開利もあり得ると考えて、好走に期待して評価し、結果3着好走。想定したよりも位置取りはやや後ろではあったが、それでも先行しての好走で、菊花賞は後ろから追込での好走はやはり難しい重賞であると思われる(=マラソンでも先行集団で競っている人がやはり好走することからも、後ろから追込むのはかなり至難の業と考える)。近年菊花賞ではこの手の条件戦上がりの馬でも、裏路線からの鮮度という点では期待できるようで、好走も十分あり得ると考えるべきで侮ってはいけないと反省する。
 スクリーンヒーロー産駒はロベルト系で、強さと気性の激しさ、融通性のなさが同居し、これはブライアンズタイム系に通じるロベルト系らしさを有している。同じロベルト系ノグラスワンダー産駒と同じように、早くから活躍するマイラーと古馬熟成の中長距離馬がいるが、もっと振り幅の大きい重賞大駆けのタイプで、ぬるい競馬は合わない。母父キョウワアリシバはレイズアネイティヴ系で、長距離に向き、前半ゆったりした流れからマクリが決まる展開やコースに向く。
 No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号pは、時計のかかる馬場に強く、急坂も苦にせず安定性はある。ただしここ一番の大舞台に弱いところがあり、伏兵の立場だと好走しやすく狙いたい。断然人気では過信禁物。またスローの上がり勝負には強いが、時計の速い決着は苦手な傾向。

4着タガノグランパは、前走セントライト記念3着(=新潟芝2200m:0.2秒差)からの好走。京都芝コースは(1-0-1-0)、芝3000m戦は初でした。春シーズンは、ファルコンS1着(=中京芝1400m)と重賞好走歴はありダービーでも4着(=東京芝2400m:0.3秒差)と上位好走していた馬で、夏を越して前走セントライト記念3着好走もしていた馬。いまだ距離適性がどこが適距離か?は確証を持てないが、どこでも上位に好走できる能力は秘めているようで、今後の成長にも期待したい。案外キングヘイローのようなタイプなのかもしれないと考えて、距離というよりペースで好走できるかが決まるタイプかもと考えます。スローの緩い流れから上がりだけの勝負より、締まったペースで持続型の流れになる方が好走するタイプと考えます。
 キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父スペシャルウィークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、長い末脚を使い、嵌った時の強さは破壊力十分で、カミソリというよりはナタの切れ味。その分、小回りコースでの取りこぼしやスピード競馬での不安定さがある。一方で2歳戦に強い早熟性も有するが、古馬での成長力は豊富。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなるが、人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以上での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。

5着ショウナンラグーンは、前走セントライト記念8着(=新潟芝2200m:0.7秒差)からの好走。京都芝コースは初で、芝3000m戦も初でした。春シーズンは、青葉賞1着(=東京芝2400m)重賞好走実績があった馬で、ある程度のスタミナの裏付けはあった馬。ダービー6着(=東京芝2400m:0.5秒差)と上位には好走していたし、夏を越しても同じように成長はしていたと思うが、GⅠではやや足りないタイプの馬のようだと考えます。今後の成長には期待するが、重賞善戦馬というのが妥当ではないでしょうか!?
 シンボリクリスエス産駒はロベルト系で、本格化前までは詰め甘で、持久力とスピードの持続性能に優れていて厳しい流れでこそ本領発揮するが、意外にあっさり強敵相手に凡走する淡泊さも持ち合わせている。2歳~3歳春の時期のロベルト系は全般的に詰め甘なことが多いが、クラシック春シーズンを終えると本格化を始める。またロベルト系は緩い流れよりも、ペースの締まる流れで底力を問われると好走しやすくなる特性もある。特にレコード決着など時計が速くなる厳しい流れで覚醒する。叩き良化型でさらに上昇中はロベルト系の好走ポイント。母父マンハッタンカフェはスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。また道悪の成績が良く、パンパンの良馬場よりも多少時計の掛かる馬場向き。丈夫さが取り柄で、詰まったローテーションや高齢馬が穴をあける。
 No.〔10〕の牝系は、スピードの持続性能に優れた牝系。短距離だとペースの弛まない淡々としたペースに向く。または長距離と距離適性は幅広いが極端。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。

菊花賞のポイントは、
①『中弛み』が基本。前につけられる経済コースを通れる馬が好走しやすく、4コーナー5番手以内が好走しやすい。
②スタミナ型サンデーサイレンス系重賞。ロベルト系も好相性。非サンデーサイレンス系配合馬は割引。
③No.〔1〕〔2〕〔4〕〔9〕〔16〕の牝系は好走しやすい。前走トライアル好走のNo.〔16〕の牝系は特注。
神戸新聞杯好走馬で、ダービー上位好走馬なら堅軸となる。神戸新聞杯で4着前後でキレ負けした馬なら、反撃可能。
セントライト記念組は、時計の速いレースでの好走馬は中距離のスペシャリストなので軽視すべき。
⑥裏路線の鮮度の高い馬は要注意。近走条件戦好走馬でもステイヤータイプなら要注意。3着候補に検討すべし。
⑦内枠有利。最内枠の馬は特注。
⑧馬場悪化ならより、長距離戦なので前に位置する馬をより重視すること。
⑨京都芝コース巧者にも注目。
→次走狙い馬:トーホウジャッカル,サウンズオブアース     

競馬予想型   BC爺西前頭一枚目 予想歴13年 回収率91% 菊花賞2014回顧
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勝ったトーホウジャッカルは好位から抜け出し。
条件戦好走→神戸新聞杯チョイ負けの黄金パターンでしたが、
自分から動いて勝てるほどの馬とは思えず、
疲れの心配もあり、この人気では買えませんでした。

2着サウンズオブアースは中団からインを突き。
こちらも同じような感じで軽視したのですが、同じように来てしまい。
馬場が走りやすすぎて激走の疲れが出にくかったと思います。
これだから高速馬場は嫌いなんですけどね。

2頭とも、特にサウンズは神戸の後も反動があったそうなので、
さらにこの激走で次こそは大きく疲れが表面化するでしょう。
しばらく出てこなかったら意味ないですけど。

3着ゴールドアクターは好位から粘り。
やはりしぶといものの勝ち切れず、この3着はいかにもと言う感じ。

タガノグランパはインを突くも、サウンズがまともに前をカット。
まぁ仕方ないですね。走れる人気薄を読めていたのは確かですし、
この決着ではこれが精一杯でした。

昨年に続いて秋G1は過剰人気馬が来まくるパターンですか。
勘弁してくれませんかね。
レースレベル:3    
→次走危険馬:サウンズオブアース  

競馬予想型   予想屋マスター東十両八枚目 予想歴25年 回収率% トーホウジャッカルが日本レコードで快勝
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第75回菊花賞は、1番人気に推されていた日本ダービーワンアンドオンリー(横山典弘)が9着に敗れる、中波乱の決着となったレースだった。

その波乱の第75回菊花賞を制したのは、3番人気のトーホウジャッカル(酒井学)であった。

競馬理論の競馬予想では、不利を受けることがなければ差し切っていたはずの神戸新聞杯のレース内容と内枠を引いて好位のインを追走できそうなレース展開面を考慮した結果、トーホウジャッカルを本命に予想していた。

レース中、トーホウジャッカルは、スタートを決めて好位のインから競馬を進めると、先行馬がバテたことから、4コーナーでは馬なりのまま先頭に並びかけた。

そして、トーホウジャッカルは、直線に向いた後は、内から迫ってきたサンドオブアースの追い上げを凌ぎ切って、第75回菊花賞を制覇した。

第75回菊花賞におけるトーホウジャッカルの勝利という結果は、内枠を引いてロスのないレース展開に恵まれたため、レコードを1秒7も更新した時計ほどの価値はないとみているが、初勝利から3ヶ月後のG1での勝利と考えると、まだまだ上昇の余地があると判断している。

そのため、第75回菊花賞以降のG1レース戦線の競馬予想においても、トーホウジャッカルに3歳世代では相当高い評価を与えるべきであろう。

そう考えた場合、問題は古馬との比較であるが、イスラボニータが天皇賞・秋でどのような走りをするかによって、3歳世代のレベルを判断した方がよいとみている。

一方で、第75回菊花賞では4番人気のサウンドオブアース(蛯名正義)が2着に差し込んだレースだった。

競馬理論の競馬予想では、外によれながらもワンアンドオンリーに迫った神戸新聞杯のレース内容から、サウンドオブアースにも相当高い評価を与えていた。

レース中、サウンドオブアースは、中団のインで折り合いをつけた。
そして、サウンドオブアースは、2周目の3コーナー過ぎた辺りから、内を突いてポジションを上げ、直線でも最内からトーホウジャッカルに迫ったが、結果として半馬身だけ届かずに、2着止まりであった。

第75回菊花賞におけるサウンドオブアースの2着という結果は、コースロスのないレース展開に恵まれたことも確かであるだが、3着以下を3馬身以上も離していたことから、夏場の成長を改めて証明したレースだったといえる。

つまり、今後の重賞レース戦線においては、サウンドオブアースに第75回菊花賞2着馬として相応の高い評価を与えた方がよいであろう。

また、第75回菊花賞では7番人気のゴールドアクター(吉田隼人)が3着に入ったレースだった。

ゴールドアクターは、先行集団の馬群の中で待機して、2周目の3コーナー過ぎた辺りではトーホウジャッカルを先に行かせてじっくりと脚をためた。

そして、ゴールドアクターは、直線に向くとジリジリと伸びてはいたが、結果的に上位2頭には離されてしまったため、3着を確保するのが精一杯であった。

第75回菊花賞におけるゴールドアクターの3着という結果は、コース取りの差を考えると上位2頭とは着差ほどの能力差はないため、長距離のスタミナ比べでの適性の高さを示したといえる。

よって、今後の重賞レース戦線においては、スタミナと先行力を生かせるようなレース展開であれば、ゴールドアクターにも注意が必要と判断している。

以上のように、第75回菊花賞は、トーホウジャッカルの勝利で幕を閉じたレースだった。

今年の牡馬クラシック戦線は全て勝ち馬が異なったように、3歳牡馬世代はレース展開や条件によって着順が大きく入れ替わる大混戦模様であった。

競馬理論のファンの方は、出走馬の実績だけでなく、レース内容なども冷静に考慮して、3歳牡馬世代の評価を下して頂きたい。

以下のURLから2014年以前の菊花賞の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/kikkasho

菊花賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターTwitter https://twitter.com/yosoyamaster

予想屋マスター http://www.keibariron.com/
→次走狙い馬:サウンズオブアース       

競馬予想型   夏影東十両八枚目 予想歴31年 回収率% 馬を完全に手の内に入れた酒井学の好騎乗
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危ないと言い続けたワンアンドオンリーは馬群に沈みました。
やっぱりあのトライアルは無理し過ぎだったって事です。
馬も機械じゃありません。厳しい競馬をした後は、疲労やストレスを残すものです。
その事をきっちり理解していれば、この事はすぐに理解出来るものです。

それでもって勝つのはショウナンラグーントーホウジャッカルのどちらかと述べた通り、トーホウジャッカルが見事勝利しました。
5着と凡走したショウナンラグーンと優勝したトーホウジャッカルの結果の差というのは、鞍上の差がそのまんま出たかな?といった感じ。
勝ったトーホウジャッカルは走りに集中力を向けさせる為にも、馬群に入れて競馬をさせるのがベスト。
鞍上の酒井学はちゃんと馬の個性を理解して、今回も好位のポケットに入れて競馬をさせていた。
最も馬ゴミに入れ易い内枠を引いた運の良さも否めないが、それでもこの一連の騎乗を見ていて『馬の個性を完全に理解しているなあ…』と感じていました。
もし、オルフェーブルの鞍上が 池添ではなく、酒井だったら阪神大賞典や天皇賞(春)はあのような結果にはならなかったと思います。
そのくらい酒井学は『集中力主導』型の騎乗が上手いです。

ショウナンラグーンは予想の時点で『揉まれ良くない』と述べたはずだが、それに反して鞍上の吉田豊は馬ゴミに入れて、勝負所で追い出す事が出来ずに差を詰めるだけの競馬になってしまった。
理想としては道中外に出せるタイミングで外に出し、坂の頂上から捲り気味に進出させる競馬をして貰いたかった。
馬の個性を全く無視した乗り方なんで、馬の将来を考えたら鞍上を替えた方が良いでしょう。
来年の天皇賞(春)にもう一度期待してみたいですね。

サウンドオブアースは京都外回りコースが合っているんですかね?…かなり変わり種のネオユニヴァース産駒だと思います。

ゴールドアクターはしぶといがパンチに欠けるタイプなんで、強い馬を相手にしたタイミングで複勝やワイドの2~3着狙いの馬券で攻めた方が面白味がある馬です。

ワンアンドオンリーは今回の凡走で、ストレスは抜けたはずです。
次回有馬記念直行なら、巻き返し必至でしょう。

トーホウジャッカルは、精神コントロールがしやすい距離短縮はベストのステップ。有馬記念も期待出来るでしょう。
→次走狙い馬:トーホウジャッカル,ワンアンドオンリー     

競馬予想型   邦彦東前頭十四枚目 予想歴23年 回収率57% 理屈ばかりで的を得ない。
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誰が巧いだの下手だの喰わず嫌いを作るから机上の空論になる。
勝つときは勝つべくして勝つし、順番でなければ負ける。
次はどの馬を勝たそうとしているかを推理するだけの話。


実馬券は自信度S通り、単勝690円と馬単4470円いただきました。

どうしても、ここでのポイントは上げられませんが、名よりも実を取るで、実際の馬券で発揮できれば御の字です。

これで皐月賞ダービー、菊花賞とゼッケン2番は三冠を達成しました。JRAさんの企画室もシタリ顔でしょう。

そんな味付けもありつつ、1秒7もタイムを縮めてのレコードですのでレースレベルは5でいいでしょう。

※ここに参加したいがために、無理くり”展開値”なる予想を始めましたが、G1であればあるほど客観データだけでは一筋縄ではいかないものです。

今後はそのレースを勝つ根拠となるレースを探していきたいと思います。
もちろん、今回は神戸新聞杯の直線模様が肝だったということです。
レースレベル:5
→次走狙い馬:トーホウジャッカル       

競馬予想型   アキ西大関 予想歴18年 回収率% 馬場状態で明暗くっきり。
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あ、馬券ですけど東京9Rの馬連的中分で相手だけの組み合わせの3連複追加したんで一応当てました。今日トータルで+5000円。まあいいでしょう。


それでは改めて各騎手の採点を。

トーホウジャッカル 酒井 9

うん、くすぶってた時もそうだけど酒井はほんと長距離がうまい。特にインで死んだふりはもとから上手かったけど今回は自力でポジション取って動きつつ勝ちとったしほぼ満点かな。1点分はサウンズオブアースに一応インから掬われかけたから。それでも素晴らしい騎乗だと思う。

サウンズオブアース 蛯名 9

これもほぼ満点かな。1点分は対照的にスタート直後。トーホウジャッカルに前に出られてポジションで後手に回ってしまった事かな。あれで酒井に先手を打たれたのはある。けど、2周目の要所でしっかりついていってインを衝いたところは見事。意地は見せた騎乗かな。

ゴールドアクター 吉田隼 7

まあ、致し方ない騎乗。この馬は北海道で先行競馬をしていたのはスローペースだからだったしあれ以上ポジションをとるのは危険だった。結果馬場が良すぎたしそれは正解だったんだけどリスクはあったしペース勘が良いのが仇になったかな。でも人気馬のインをしっかり衝いてたし良かった方だと思う。

タガノグランパ 菱田 7

うん、今の菱田の良いとこと悪いとこが出てる騎乗。レース振りは満点なんだよね。スタートしてのポジションの獲り方、要所でインから押し上がるタイミングは完璧。レース上での嗅覚は優れてるんだと思う。ただ馬を制御する技術かな。シルクロードSのリトルゲルダでもそうだったけどコースを替える時の動作が大きいしロスがある。今回の斜行もそれが原因だしこれは反省して磨いてほしいところ。

ショウナンラグーン 吉田豊 8

やってやる気配満々だったね。後方で置かれるのはわかってたけど真ん中をぶれずに馬群に突っ込んでうまく捌いてた。伸びも良かったし騎乗は言うことなし。馬の実力と、馬体重は減ってたのでベストの状態ではなかったかも。

サトノアラジン 浜中 6

本来の馬の戦法ではないけどスタートも良くなかったし仕方ない。それでもインにこだわったし中盤押し上げて勝負どこでは無駄に脚を使ってない。レースプランが狂った割にはやりきったかな。

マイネルフロスト 柴田大 7

まあ、この騎乗をマイネルアイザックでやってほしかった分も(笑)出し抜かれず追い出されてるしペースも嵌ってる。それで直線まともに伸び負けてるし今回は距離が敗因だと思う。

トーセンスターダム 武豊 7

まあ、持ち味を出してくれた。3コーナーで外に持ち出して加速に乗った時はいけると思った。それで外回ってこの馬が最先着で8着なんだからこれが今の京都。予想以上に馬場が良すぎたしインコース絶対優位だった。乗り方は完璧だったし満足してますよ。

ワンアンドオンリー 横山典 5

この馬も結局馬場状態だと思う。ここまでスピード絶対優位の馬場だと厳しいし、ただ後ろから行っても絶対届かなかったのであのポジションで馬を信じるしかないよねと。折り合い面はもう少しコントロールして欲しかったけど攻めてる以上仕方ない。及第点の騎乗。

ワールドインパクト ブドー 3

結構残念な騎乗なんだよね。一瞬の脚を活かしたい馬で外を回す発想が助っ人外人として全く物足りないよね。で、コントロールできてないし、ワンアンドオンリーマークと言えば聞こえはいいけど、ロスを少なくする工夫がまったく見えなかった。この人ダメだ。

ヴォルシェーブ 岩田 4

まあ、普通に回ってしまった印象。3・4コーナーでも内外どっち行くか迷ってたしその間にショウナンラグーンに間割り込まれてたしね。淀の外回りはやっぱ岩田まともに信頼してはいけないと思う。10Rとか意味不明の騎乗だったし。

ハギノハイブリッド 福永 3

まあ、ワールドインパクトと同じ評価。この馬の場合は上がっていけるチャンスは結構あったし前に人気2頭がいたからマークで満足しきっただけの騎乗かな。4コーナーでの動き出しの意識も全くなかったし、もったいない騎乗。

ミヤビジャスパー 池添 4

展開が全てといえば全てだし一瞬の脚しか使えないこの馬には苦しくなった。ただ馬場的にイン優位はわかってたはずだし京都新聞杯のようにインで攻めて欲しかった部分はあるかな。

メイショウスミトモ 武幸 4

まあ、最初からついていけなかったから。馬の適性が全て。

シャンパーニュ 松山 5

結果つらい展開になっちゃったねと。馬場が良すぎてあのペースでもスローになってしまう。それでいて出し抜きたいこの馬でロンスパ気味の仕掛けになってしまったから。馬場状態が合わなかったのもあるし根本的にスピード勝負で苦しかった。一応及第点。

トゥザワールド 川田 4

基本スピードが勝っている馬だし折り合いはあれでギリギリ。それでも勝負には出ているし直線序盤で一気に失速したからまあ、距離のせいもある。正攻法で考えすぎたかなと。

アドマイヤランディ 藤岡康 4
サングラス 古川 5

まあ、2頭とも適性だよね。荷が重すぎた。
レースレベル:4
→次走狙い馬:ショウナンラグーン,ワンアンドオンリー
→次走危険馬:サウンズオブアース  

競馬予想型   スコット東前頭二枚目 予想歴13年 回収率99% レコード決着の下地
3拍手
3999PV


 まず、予想で挙げた6頭のうち4頭が掲示板に乗りました。ただ、本命が来ませんでしたね、すいません。

 ちなみに、馬券は、2,4,6,10のワイドボックスを買っていたので、疑似三連複のような形で的中しました。

 さて、レコード決着となった今年の菊花賞ですが、1~3着馬には、スピード対応も出来そうな血統的下地がありました。


 1着:トーホウジャッカル

 父スペシャルウィークに母父アンブライドルズソング(ミスプロ系)でファミナンは地力系の16号族。

 まず、これで菊花賞は16号族が3連勝となりました。
 なお、近親にはエーシンフォワードやトーホウアマポーラがいて、牝系に短距離というか速い時計にも対応できる下地がありました。


 2着:サウンズオブアース

 父ネオユニヴァースに母父Dixieland Band、ファミナンは極軽系の23号族。

 まず、スイートジュエリーやディープスカイ、サンカルロなど、短距離を走る馬の多い23号族。

 そして、この馬の近親にはリーチザクラウン。
リーチザクラウンというと、

 神戸新聞杯2着→菊花賞5着から翌年のマイラーズCを勝った馬ですが、この馬もこんな感じになるかも知れませんね。

 ということで、この馬もファミナンおよび近親からしてこの時計へ対応できる下地はあったのです。


 3着:ゴールドアクター

 父スクリーンヒーローに母父キョウワアリシバのファミナンは地力系の1号族。

 まずいうと、今年のロベルト系はこの馬が来ましたね。

 そして、牝系を辿ると一族には、前レコード保持馬のソングオブウインドが出てきますので、この馬もレコード決着に対応する下地があったのです。


 ということで、上位3頭には3000mをこなす血統であると共に、速い時計に対応する血もしっかり入った血統でもありました。


 最後に、タガノグランパ

 何とも馬主孝行な馬ですね。母父がスペシャルウィークなだけキンカメ×サンデーよりは距離ももちますし。

 サトノアラジン

 神戸新聞杯の回顧で書いた通りです。この感じの菊花賞だから6着に来たと思いますが、本来ならお客さんだったレース。

 本当のねらい目は来年以降のマイルから中距離戦で。
→次走狙い馬:タガノグランパ,サトノアラジン     

競馬予想型   クライスト教授東関脇 予想歴35年 回収率250% 反省…騎手に対する思い込み!
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レースレベル「2」・・・長距離戦のレコード勝ちなどあまり価値は無いのでタイムは今後の比較にならない。
また何より低レベルと思われるのは、ベテラン騎手で臨戦したダービー馬がTR戦で力を使い果たした強くない馬だった事で“今世代そのものがレベルが低い”と言うのを示してしまった事。
したがって、鞍上が酒井である菊花賞馬だけが今後大きな長距離戦で勝ち負けできるかもしれない馬と判断できるためレベルは低目の「2」までとしか設定できない。

○=トーホウジャッカル
デビューから最短日でのG1制覇を酒井騎乗でできる馬ならば今後の期待は大きい事間違いなし。何しろ酒井以上の騎手であれば「もっと大きな仕事をするかもしれない期待」がこの上なくあるからだ。
したがって同馬以外に次走狙い馬と思われる馬など今世代ではいないとまで言える。

X=ワンアンドオンリー
ダービー馬にしては実に不甲斐ない結果。
今回の結果によって、ダービーは引退間近の調教師のために勝たせてもらった馬だと言うのが分かってしまった。
しかも蛯名に乗り変わったTR2着馬にも好走されたからには、凱旋門賞で見せた覇気のない騎乗が横山典の実力であり、それは凱旋門賞2着をマグレで2回している蛯名に劣る騎手でしかない=2期生は3期生に劣る低レベル騎手の集まりであると言うのを示した格好。
いずれにしてもこのダービー馬は歴代最低レベルの馬であり、横山典の乗るダービー馬は全てヤラセ馬である事を示した情けない騎手と馬であるからにはもう馬は引退するしかないため次走どころか生涯危険馬とするのが正着である。

X=ヴォルシェーブ
岩田が手抜きした騎乗をしたならまだ今後の期待もいくらかできるかもしれないが、そもそも岩田が乗ってこの程度のメンバー相手に掲示板も載れない同馬が今後活躍できるなど到底考えられない。
同馬もせいぜいG3戦辺りをちまちま走って終わるのが関の山になると思われるので危険馬にするしかない。

※思い込みを反省!
酒井は下手、吉田隼は前に行く・・・こんな決まりのない事を念頭に予想してしまった事に大いに反省するばかり。
また、岩田は上手いと言う考えも時と場合によっては「ヤラズあり」と考えなければならない事を今回はイヤと言うほど思い知らされた。

しかしながら、今秋のG1戦は騎手が異常な事態になっていると思わざるを得ない。
大野に、岩田降ろしの浜中勝ちに、そして今回の酒井である。
どれも福永祐一より下っ端の1軍半1人と2軍騎手の優勝であり、大いに不思議であるものの『お陰で福永祐一がやっと潰され始めた』と言う事は大いに喜ばしい限りである。
その代わり、岩田がヤラズになっているのは困り物ではあるのだが・・・だって岩田が福永より下手な訳があるはずないのに元地方に活躍されると学校などいらない事がバレてしまう主催者の思惑だけはちゃんと維持されているのが不満なので・・・(苦笑)
レースレベル:2
→次走狙い馬:トーホウジャッカル  
→次走危険馬:ワンアンドオンリー,ヴォルシェーブ




つぶやき
ハショタ
03/15 09:38

午前の予想は無理ですか?

南川 麒伊知郎
03/07 20:03

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

北川 麟太郎
02/11 02:53

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

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コメント

ムトト>>

>>夏影


03/09 21:42

@ディープ記念 ナイス読みです!

ムトト>>

>>ムトト


01/25 01:15

はやと>>

>>ムトト


01/20 08:07

@京成杯 ナイス



6
大阪杯
◎ベラジオオペラ
○ロードデルレイ
三連単5-13-7番
30,910円 的中

ハショタ
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