4/5 4/6
4/5 4/6
新着予想>皐月賞2015結果回顧一覧

中山11R 皐月賞 2015年4月19日(日)
芝2000 3歳GI 曇良 平均レースレベル3.6

87654321枠番
151413121110987654321馬番































































































馬名



牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3 牡3牡3 牡3 牡3牡3 牡3性齢
57 57 57 57 57 57 57 5757 5757 57 5757 57斤量
























騎手
単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ人気
結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順着順
軍神マルス
カピバラ
BC爺
アキ
ムトト
スカイポッ
クライスト
邦彦
尾張のうつ
スコット
東海帝王
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 1:58.2 4F 46.8 3F 34.7
単勝2番460円(3人気)
複勝2番190円(3人気)5番150円(2人気)7番290円(6人気)

競馬予想型   軍神マルス東前頭一枚目 予想歴17年 回収率137% 皐月賞 ダービーに向けて①。
5拍手
3478PV

2015年 タイム 1’58”2 (良) 1FAve=11.82 3FAve=35.46

ラップ
①12.5-②10.7-③12.0-④11.8-⑤12.2-⑥12.2-⑦12.1-⑧11.7-⑨11.4-⑩11.6
1FAveとの誤差
①+0.7 ②-1.1 ③+0.2 ④±0 ⑤+0.4 ⑥+0.4 ⑦+0.3 ⑧-0.1 ⑨-0.4 ⑩-0.2
テン35.2-中盤48.3(3F換算36.23)-上がり34.7 『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着ドゥラメンテ・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔8-f〕 11-7
2着リアルステイール・・・ディープインパクト×Storm Cat=サンデーサイレンス×ストームバード 〔20〕 5-3
3着キタサンブラック・・・ブラックタイド×サクラバクシンオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔9-g〕 2-2
4着ブライトエンブレム・・・ネオユニヴァース×ウォーエンブレム=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔3-c〕 8-5
5着クラリティスカイ・・・クロフネ×スペシャルウィーク=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔2-f〕 1-1

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開的には、逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れと考える。

1着ドゥラメンテは、前走共同通信杯2着(=東京芝1800m:0.1秒差)からの好走。中山芝コースは初で、芝2000m戦も初でした。近年は共同通信杯から間隔をあけて皐月賞で好走する馬も増えていて(=12年1着ゴールドシップ、14年1着イスラボニータなど)、今回本馬のステップに期待して評価し、結果1着好走。共同通信杯は、ダービーに向けて東京芝コースを経験させることや末脚適性をみるのに良いレースだと思うが、皐月賞に向けては間隔が適度に開き、疲れがたまりにくいステップなのかもしれないと反省します。また好走している本馬を含めた前述の3頭は、共同通信杯では上がり2位以内でした。末脚上位を繰り出していない馬はこのステップでも過信禁物と反省したい。また一族(=祖母エアグルーヴ、母アドマイヤグルーヴなど)は東京芝コース向きなので、皐月賞ではやや苦戦するかもしれないと考えましたが、4コーナーを外に膨らみながらでしたが、上がりは33秒9と最速を繰り出しての好走。挑戦の短い中山芝コースで、1頭別次元の脚をくりだしての好走。次走ダービーではその末脚がさらに活きやすいと思われ、さらに中山→東京芝コース変わりがプラスになる一族でもあるので、好走必至と期待したい。
 キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
 No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。

2着リアルスティールは、前走スプリングS2着(=中山芝1800m:0.0秒差)からの好走。中山芝コースは(0-1-0-0)、芝2000m戦は初でした。前々走共同通信杯1着(=東京芝1800m)と重賞好走歴がある馬で、上がりも毎回上位を繰り出す馬で能力は高い。今回内枠だが、うまく馬群を捌いての好走に期待して、嵌れば突き抜ける可能性も十分と考えて評価し、結果2着好走。今回は1着ドゥラメンテの末脚に屈したが、本馬もまだ連対は外していない馬にて、次走ダービーでの反撃にも期待したい。ドゥラメンテよりも前で勝負できる点も評価したく、またディープインパクト×Storm Cat配合馬は13年ダービー馬キズナと同じでもあるので、ダービーへの適性も高いと考え期待したい。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Storm Catはストームバード系で、斬れよりも全体のスピードに優れ、ハイペースに強いが、揉まれる競馬は苦手。大一番よりも前哨戦が向くタイプ。またストームバード系の特性として、勝負強さや底力には欠ける点と勢いがなくなるとスランプに陥る点には注意が必要。
 No.〔20〕の牝系は、フサイチエアデールやフサイチリシャールなどがいる、2歳戦から走れて仕上がりは早いが、古馬になりもう一皮向ける成長力を有す牝系。人気では詰めが甘く、脇役にての好走が多い牝系でもある。小回りコースは得意だが底力はなく、近年は苦戦傾向にある。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

3着キタサンブラックは、前走スプリングS1着(=中山芝1800m)からの好走。中山芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(1-0-0-0)でした。スプリングS好走馬も皐月賞では好走が多いのだが、本馬もこれまで3戦3勝と底を見せていない馬で、侮ってはいけない馬でした。今回3着好走も先行した展開利があったと思われ、上がりの速さが求められるダービーに向けては適性は向かない馬では?と考える。また母父サクラバクシンオーからも、これ以上の距離延長は割引が必要では?と考えて、ダービーではあまり良い評価は与えられない馬ではと考える。
 ブラックタイド産駒はサンデーサイレンス系で、ディープインパクトの全兄でもあり同配合。現役時代もディープインパクトと比較して馬格で上回り、その傾向は産駒にも現れているようだが、本馬は馬体重は440kg前後。ディープインパクト産駒のイメージとみて良いと思われる。ディープインパクト産駒のイメージだと芝でキレる脚を使う中距離型のタイプなのだが、ブラックタイド産駒の傾向としては逃げ・先行の粘り込みだが、それほど器用とは思えない様子で、ゆったり流れる展開を前々で押し切るか、ハイペースを大外から差し切る競馬が合う。適距離は芝1600m~2200mで直線の長いコース向きだが、もっさりした馬はダートが主戦場になる可能性も高い。母父サクラバクシンオーはプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週~8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1~2ヶ月がホットスポット。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号gは、パワータイプが多く雨も苦にしないが、不器用なタイプも多く厳しい流れで力を発揮する。

4着ブライトエンブレムは、前走弥生賞2着(=中山芝2000m:0.2秒差)からの好走。中山芝コースは(0-1-0-0)、芝2000m戦は(0-1-0-0)でした。ネオユニヴァース産駒は、皐月賞で複数好走馬を輩出した相性の良い種牡馬でもあったし、内枠で我慢できる特性も今回活きたと考えるが、わずかに及ばす4着。小回りコースが向くタイプにて、広いコースに変わるダービーでは、これ以上の前進は難しいかもしれないが、良血馬でもあるので、今後の成長には期待して連下候補と考えてみたい。
 ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、中山芝コースなど小回りコースでの好走が多く、短い直線をぐいっと抜けてくる器用さが武器。また内枠で我慢できるのも、ネオユニヴァース産駒の強み。上がりの速いキレ味勝負より、平均ペースに乗って短い直線でぐいっと出る競馬に抜群の適性を有す。また鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多い(=アンライバルド、ミクロコスモス、ヴィクトワールピサなど)。また産駒はパワータイプの馬も多く、ダート中距離で好走も多い。芝馬は最初から能力の高さを見せるが、旬は短く、ゆっくりクラスを上がって強くなるのはダート中距離型。母父ウォーエンブレムはミスプロ系で、速い流れに乗って、1600~2200mでスピードを持続する能力が抜群に高い、レコード決着に強い屈指のハイペース適性を有した血統。最初から活躍するのは芝馬で、古馬になって充実するのはダート馬という傾向もある。ダートの人気馬は安定感があり、特に稍重と重のダートの成績は素晴らしく、良で足りない馬も、ひと雨来れば着順を上げる。気性が繊細で折り合いに難のある馬も少なくないが、下手に抑えるくらいなら行かせて前で勝負した方が強い。内回りコースが得意で、内枠もプラス要因。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。

5着クラリティスカイは、前走弥生賞6着(=中山芝2000m:0.8秒差)からの好走。中山芝コースは(0-0-1-1)、芝2000m戦は(0-0-0-1)でした。逃げての展開利があった馬で、外枠の好走も多い傾向からは期待した馬だが、やはり皐月賞は前走の勢いを活かしての好走が多い重賞でもあり、その意味では勢い不足だった馬と反省する。朝日杯FS3着好走実績がある馬にて、距離延長よりも、距離短縮でマイル戦が向く馬では?と考えて、マイル戦に戻るようならまだまだ見限れない馬と考えて期待したい。
 クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。“ダートから芝に転じて急上昇”や“詰めの甘かったマイラーが地力先行勝負で本格化”という成長パターンを示す。充実期は連勝が多く、積極的に狙える。重不良の成績も抜群で、“雨のダートのクロフネ”には要注意。母父スペシャルウィークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、長い末脚を使い、嵌った時の強さは破壊力十分で、カミソリというよりはナタの切れ味。その分、小回りコースでの取りこぼしやスピード競馬での不安定さがある。一方で2歳戦に強い早熟性も有するが、古馬での成長力は豊富。
 No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。

皐月賞のポイントは、
①基本的には『前傾』や『一貫』の厳しい流れになりやすく、差し馬の好走も多い。
②1’58秒台より前ならマイラーが好走、1’59秒台ならサンデーサイレンス系、2”00以降なら欧州スタミナ型血統向き。ただし基本はサンデーサイレンス系。
③No.〔1〕〔3〕〔4〕〔8〕〔16〕の牝系の好走が多い。
④前走4コーナー3番手前後の馬の好走も多い。
⑤基本的には、前走ステップレース(=共同通信杯or弥生賞orスプリングSor若葉賞)好走馬。これまでの2歳・3歳重賞好走歴があるとなおよい。
⑥前2走続けて4着以下の馬は好走しにくく、勢いと実績がポイント。
⑦中山芝コース実績が良い馬に注目。
⑧阪神芝2000m好走実績もポイント。
⑨1着馬は、前走重賞1着馬(=弥生賞スプリングS共同通信杯など)が多い。軸にすべき馬を熟考すること。
共同通信杯好走からのステップ馬は、上がり2位以内での好走馬が好走しやすい。
⑪外枠の馬の好走が多い。
→次走狙い馬:ドゥラメンテ,リアルスティール
→次走危険馬:キタサンブラック  

競馬予想型   カピバラ西十両六枚目 予想歴5年 回収率105% 0.3~0.4秒くらいロス
6拍手
4008PV

2015皐月賞
平均ペース。少し内有利。
ドゥラメンテ最内。3角1頭分外。4角6頭分外。置かれる。
リアルスティール1頭分外。4角2頭分外。少しソラを使う。
キタサンブラック最内。3角1頭分外。
ブライトエンブレム最内。4角1頭分外。
クラリティスカイ最内。ほぼ単騎。
サトノクラウン1・2頭分外。3角3頭分外。4角7頭分外。

ドゥラメンテは4角のロスが大きかった。0.3~0.4秒くらいロスしていると思う。
リアルスティールは早め先頭でソラを使ってしまった。とはいえ全力で走っていてもドゥラメンテには届かなかった。
キタサンブラックブライトエンブレムドゥラメンテに大きく劣り、リアルスティールにも見た目以上に劣る。
ブライトエンブレムは今回は田辺騎手がリカバリーを利かせたものの、後手を踏む限り次走以降距離ロスが大きくなってしまう可能性はある。
サトノクラウンの距離ロスは致命的だった。スムーズならキタサンブラックブライトエンブレムは敵では無いと思う。

今回サトノクラウンのパフォーマンスは明らかにブライトエンブレム以上。
弥生賞では内容はブライトエンブレムの方が良かったので、馬場が掛かっていればブライトエンブレム少し優位、馬場が早いならサトノクラウンが優位と見ていい。

ダービーでもドゥラメンテには高い評価が必要ですが、東京2400mならリアルスティールの伸びしろもあるのでドゥラメンテの優位は絶対のものではない。
3番手にはサトノクラウン。距離延長が疑問視されているが、スローで余力を末脚に繋げた東スポ杯や今回の皐月賞で最後まで伸びていた内容を考慮すると、距離延長も問題ないと思われる。
ブライトエンブレムとの比較では馬場が早い方が良さそうで、ダービーでも評価が必要。
→次走狙い馬:リアルスティール,サトノクラウン
→次走危険馬:キタサンブラック,ブライトエンブレム

競馬予想型   BC爺西前頭一枚目 予想歴14年 回収率91% 皐月賞2015回顧
2拍手
3083PV

勝ったドゥラメンテは後方から外捲りで突き抜け。
姉から気性が悪くて底力に欠ける馬と思いましたが、
少なくとも底力はあるみたいですね。参りました。

気性が悪いのも皐月賞ではプラスになりやすいので、
府中よりもむしろ向いていたのでしょう。

2着リアルスティールは好位から抜け出し。
どうしても少し決め手に欠けますが、しぶとい馬です。
ディープ産駒はこういうタイプの方が長持ちするので、
必ずしも悪いことではないと思います。

3着キタサンブラックは2番手から粘り込み。
勢いが今回までは生きたというところでしょう。
さすがに次は疲れが出て苦しいと思いますが、
たぶん大して人気にならないでしょうね。

ミュゼエイリアンは中団からロスなく運ぶも伸びず。
ほぼ言うことない競馬だったと思いますが、
やはり2000は向いてないのか。

走れる馬がいなくて結局堅い結果になってしまいました。
どうも牡馬路線は年明けからこんな重賞ばかりですね。
パッと見頼りない馬ばかりが人気になるだけに、
穴党的には一番困るパターンです。
レースレベル:3    
→次走危険馬:キタサンブラック  

競馬予想型   アキ西大関 予想歴19年 回収率% 遅くなりましたが個別回顧。
9拍手
4346PV

ドゥラメンテ デムーロ 8

まあ斜行が結構酷かったんでさすがに減点するけどそれでもこの点数だしさすがと言っておきたい。この馬でどのタイミングで外に出すか、序盤行けなかっただけに不安だったけどこの日の9R見る限りやはり中山ではデムーロの進路の獲り方は抜群だった。外に出すタイミングはコメートの横がしっかり1馬身空いてからだったしタイミングとしたら完璧。まあそこでしごいて行った分馬が過剰反応した感じでこれはデムーロがもう少し馬なりで行かせても良かったし厩舎の責任もある。採決としてはまあ有りかなという程度。この馬の後半の破壊力をスペースを確保しつつ活かしたレースプランは素晴らしいし、この決め手勝負で突き抜けた内容は圧巻。ダービーでは間違いなく最有力かな。

リアルスティール 福永 9

まあ全く期待してなかったんだけどこういう時の福永ほど正解な騎乗を出すから困る。レースプランとしては序盤正直意外なくらい前を意識していたし、それでいて要所でもキタサンの背後で我慢して外から蓋される前に出して勝ちに行った内容。ハイペースに上がりきらなかったのもあるけどこの流れで無駄な動きなく回ってきた。外の馬に意識が向きすぎた感はあるけどこれは仕方ない。相手が悪かったしこれをダービーでどう活かすかな。間違っても末脚を意識し過ぎてはいけないしね。

キタサンブラック 浜中 8
これもレースプランとしてはやり切ったんじゃないかな。内の先行馬よりはスピードで先行できるのは目に見えてたし、スピリッツミノルをしっかりブロックして中盤でペースを上げず自身に余裕を持たせた。要所ではクラリティスカイに出し抜かれかけたのは高速馬場適性の差で、展開は最高に嵌ったしこれが2000mでの限界かな。距離が伸びて相当楽しみになる内容だったと思う。浜中も代打騎乗としては完璧。

ブライトエンブレム 田辺 10
騎乗としては完璧。インを徹底したしそれでいてスペースが出来るところに入って入って前目のポジションを確保してきた。要所でもスピリッツの外にねじ込んで一気に先行勢の背後に取り付いてきたしあとは馬場適性の差。2000mで時計決着の中極限の乗り方はしてきたと思う。ダービーでも馬場次第かなと。

クラリティスカイ 横山典 9
行くだろうなとは思ってたけどキタサンが行きかけたところでも行ったし徹底してきたなと。それでいてうまく中盤緩んで要所で高速ラップのまま出し抜いてきたしやれるだけの事はやったと思う。馬自体も奇策でここまでやれるんだし高速馬場ではどこまでやれるか楽しみになったと思う。待機策では距離にまだ余裕はありそうだし条件次第ではいつでも怖い馬かな。

サトノクラウン ルメール 4

まず、スタートの出負けはやはり誤算だったと思う。大きい出負けではないけど馬自体高速馬場で未知数の中最序盤ではそこそこ速い流れだったのでやはり置いて行かれる分ポジションは後方になってしまった。これは仕方ない。ただ向正面でペースが若干緩んだ時押し上げるのが正解で、ここで動けないのはルメールかな。9Rでもそうだけどデムーロが確実に動いてくるところでルメールは逆に動かない。流れに乗る意識が強くて動いて展開の主導権を握る意識はないかな。スタートで誤算はあったのでここで切り替えるべきだった。結果大外ぶん回しだったし不利がなくても負けていた流れ。ラストは伸びてきているけど仕掛けがかなり遅い中での伸びだしこれをポジション取ってきた時に引き出せるのか・・・うーん、高速馬場適性は判断できにくいしダービーでも扱いに困る馬かな。ただダービーの流れの傾向からしたらこの馬とルメールは相性悪いと思う。

ミュゼエイリアン 柴山 6
トータルで言えばリアルスティールをマークする戦法だったのかなと。ずっと背後に取り付いていたし明らかに意識していた。その点は柴山らしい乗り方だけど、要所でブライトエンブレムにインからこじ開けられた点かな。ブライト自体あそこで切れる脚を出せる馬ではないんだしあそこは譲らず蓋をきっちりして欲しかったかな。まだ手応え自体はあったんだし騎手の勝負意識の差だと思う。

ダノンリバティ 岩田 3
地味に酷い騎乗ではあるかな。まあ控えるのはいいとして、向正面でのレースプランが問題。緩んでいる中外から動けないのは前のサトノクラウンが動かないし外に出せない。ならドゥラメンテの後ろに早めに下げてインベタで一気に動いて前を意識できるスペースはあったしそれが出来る時間はあった。結果仕掛けた時は前が出し抜いてきた時だったしかなりもったいなかったと思う。直線伸びきれなかったのもコーナーで一気に脚を使いすぎた感じだし判断しにくい負け方になったかなと。岩田らしい負け方ではあるんだけど。

スピリッツミノル 酒井 7
騎乗としては及第点だと思う。まあ逃げ馬だけど行けないだろうなとはほぼ9割考えてたしやはりダッシュ力は高くない。その中でインベタで流れについて行ったししっかり馬の脚は出し切った内容。ダービーでは枠次第だけど、やはり距離が伸びて怖い馬だと思う。

コメート 嘉藤 4
これももったいない競馬ではあって、嘉藤がポジションだけを意識しすぎたかな。そこはいいんだけど前にいたのは明らかにスピード勝負では分の悪いワンダーアツレッタだったし要所で壁になるのはわかってたのに外からベルラップに蓋されたからね。要所でまともに前を向けずでデムーロに入られたし、そこからの脚は残っていただけにもったいない。これダービーでも怖いですよ。ここ2戦全く不完全燃焼なので。

ダノンプラチナ 蛯名 4
まあもう少し前を意識してくるかと思ってたしルメールを意識し過ぎていた。その結果仕掛けも遅れたしいい騎乗ではないかな。ただ蛯名自体この条件が苦手なわけではないのは9R見ても明らかだし、馬自体の状態面にも疑問符はつくかな。出し抜かれても行く気は見せる馬がおとなしかったし、これは少し判定は先送りしたい。東京では怖い馬なので次走は押さえる。

ベルーフ 戸崎 2
まあ論ずるに値しないというか、戸崎はやっぱり安定しないのがなあ。今回はまあ最後方待機なら向正面で捲る意識は欲しかったし、要所でスピード負けしているのにさらに大外ぶん回しではどうしようもない。高速馬場適性もあるけど今回は騎手が悪い。

タガノエスプレッソ 菱田 5
まあクラシックでしっかり洗礼を浴びた感じかな。位置取りはしっかり意識はしてたけどまずデムーロの動きを蓋できなかった。強気だし抵抗したけど総合力で根負けしたし、すぐ外へ切り替えて先に動いていったけど結果不利を受けたしこれは経験にして欲しいかな。

ベルラップ 三浦 5
まあ動く意識はあったという事でこの点数。けどけどこれはグランプリボスのように流れを壊せる馬ならいいけどベルラップは流れに乗ってという馬だし本質は相性は良くないね。馬自体も外を回されて出し抜き箇所で脚を使ってはどうにもと。内枠で流れに乗った形で評価したいかなあ。

ワンダーアツレッタ 柴田大 4
まあ評価というか、結局高速馬場適性もないしスピード自体がもともと低い馬だからこうなるかな。今回の馬場では用無しだったという事。
レースレベル:4
→次走狙い馬:コメート,スピリッツミノル
→次走危険馬:リアルスティール,ブライトエンブレム

競馬予想型   ムトト西前頭十一枚目 予想歴9年 回収率% ドゥラメンテの敵は大観衆?
3拍手
4030PV

勝ち馬が別格と言える強さを発揮し、勝利騎手が9日間の騎乗停止になるという色んな意味で型破りな結果になりました。

予想としてはサトノクラウン切り以外はサッパリ。サトノクラウンは2人気リアルスティールや3人気ドゥラメンテと比較してスケールの劣る1人気に見え切り評価でしたが、最後脚を伸ばしてきていて出遅れや不利がなければというところでした。

クラリティがハナ、2番手キタサン、3番手ワンダー、4番手スピリッツで◎コメートは4,5番手の好位となり、4角手前で行き脚をなくしたようでした。ドゥラメンテに前をカットされましたがまああんまり関係なさそうで、この時計では厳しかったか。

勝ち馬のドゥラメンテは、中山の短い直線で後方からぶっこ抜いて最後楽々流す、まさに積んでるエンジンが違うという印象で、ダービーは人気をかなり被りそうです。確かにこんな脚を使われればどうしようもないです。
能力は文句なく別格と言えそうですが、問題は能力を発揮してくれるか…というところで、アラを探せばやはり気性難です。
4角であった斜行も、初の右回りが主要因でしょうがデムーロは"ファンの人たちの声援を馬が怖がってしまった"とも言っていたようで(確かに驚いてステップを横に踏んだようにも見えます)更に大観衆になるダービーのスタンド前発走でかかってしまわないかという点です。折り合いを欠いてなお地力の違いで勝ち切ってしまうかも知りませんが、実際かかって最後甘くなった共同通信杯のようなパターンも可能性としてありそうです。まあ、騎手は石橋ではなくデムーロなのでかかったなりにうまく乗りそうですが、頭は鉄板!とまではどうかな…と。

リアルスティールキタサンブラックもあんまり崩れてくれそうになくて、サトノクラウンも巻き返しの十分見込める負け方で、穴党としては頭が痛いダービーになりそうです…。が、楽ではないペースで逃げて5着に残ったクラリティスカイは面白そうです。ミュゼエイリアンも脚は止まっていないのでもう少し前にいれば結果は違った風に見えます。東京は悪くないので昨年の同じ毎日杯勝ち馬マイネルフロストのような競馬をすれば馬券内もありそうです。血統もスクリーンヒーローに母父エルコンといかにも距離延長で一発やりそうです。ただNHKマイルに出るとなるとさすがにローテがキツキツになりますが…。
レースレベル:3
→次走狙い馬:クラリティスカイ,ミュゼエイリアン     

競馬予想型   スカイポット東前頭九枚目 予想歴18年 回収率129% 指数上位馬での決着
27拍手
6701PV

 昨日の皐月賞は良馬場で行われましたが、正午から3時頃まで降雨があり、少し馬場が重くなったと思われるところ、昨日までの高速馬場は継続していて、1分58秒2の好時計決着となりました。◎→△→注での決着でしたから、予想としてはうまくいったほうかなと思います。

 ただし、今回の目玉であった展開分析データと比較すると、クラリティスカイが逃げる形となったことで、思った以上にレースが流れました。それでも、テン3Fと上がり3Fの差は、35.2-34.7=0.5と、実質面ではややスローと想定内の範囲。上がりの強力な馬たちが基本上位に来ています。

 キタサンブラックは流れた展開で2番手にいたのが大きいですね。これは注を打った際にその可能性を指摘していました。

 ドゥラメンテリアルスティールの連対馬は指数62.5、61.4と高いパフォーマンスを発揮し、ダービーに向けても良い内容のレースだったと思います。ドゥラメンテはまさかの最後方からの競馬で、一時はダメかと思いましたが、流石はデムーロ騎手ですね。

 サトノクラウンドゥラメンテにぶつけられる不利がありましたが、伸びきれませんでした。SS系を持たないという弱点で後退、ダービーはデータ上、SS系の血統優位が増しますので、逆転は難しいかなという印象です(過去、弥生賞ダービーの関連性は強いのですが)。

 ダノンプラチナは、勝負所でドゥラメンテの斜行に進路を阻まれた不利がありましたが、それでももう少し頑張ってほしかったですね。これで、割り切ってNHKマイルCに向かうことになるでしょうが、調子も悪い可能性があり、上位の1頭として扱いたいですね。NHKマイルCに出てくるかもしれないレッツゴードンキとの持ち指数差は1程度しかありませんし。

 狙い馬は、思ったより先行してくれたので、ダービーでも後方に置かれないと見てリアルスティール。危険馬は、今度は前への意識が薄くなりそうなブライトエンブレム
レースレベル:4
→次走狙い馬:リアルスティール  
→次走危険馬:ブライトエンブレム  

競馬予想型   クライスト教授東関脇 予想歴36年 回収率250% 皐月賞で徒党競馬とは・・・
8拍手
3119PV

狙い…凄いエンジンを積んだ車に一流のドライバーが乗るとどうなるか誰もがよく分かっただろう。
これがミルコ・デムーロの実力であり、これがドゥラメンテの秘めた実力である。
ただ、怖いのは脚の故障。
これほどの脚を見せたのは馬にとっては両刃の剣であり、ケタ違いの爆発力の反面、脚に掛かる負担は並大抵ではないのが唯一の心配。
POG指名馬でここまで凄い勝ち方をしてくれたのは初めてで、無事で出れればダービーもほぼ勝つと断言できるだろう!

危険…同馬の2着は騎手界にとっては汚点以外の何物でもない。
その裏付けがサトノCが掲示板を外した事にある。
予想でも述べたように、もしもサトノCがルメール騎乗で福永に敗れたら「厩舎の手抜きがあったと判断して良い」と言ったとおりになってしまったからだ。
つまり、福永を好走させるために2着以下は仕組まれていたと言う事。
しかも、そこまで援護されたのに勝てなかったのである。これでは次走は危険視せざるを得ない。

危険…これが皐月だけのヤラセである事を願う。
今回の敗戦は、福永2着と言う結果からも同馬は福永の馬と一連托生の可能性がある事を示したのが不安。
よって、同馬も巻返しよりも危険度の方が高い。
せめてもの望みは、この敗戦が「皐月だから福永優先をした』と言う事であって欲しいだけである。

皐月賞で徒党競馬をやった事に見下げ果てた!

まず、酒井が逃げなかったのが徒党の端緒・・・
隣りに浜中が来ても押し出そうとしなかった事からも、酒井の仕事は前に壁を作る事だったとしか考えられない。
もし逃げるつもりだったら、酒井の腕では押すしかなかったはずなのにそれをしなかったのだから!
続いて、外人たちに好位置を取らせないためにはペースをそこそこに保たねばならない事から、結局先頭に立ったのが横山典であったのが徒党の次点要素・・・
ペース的にはテン乗りの浜中が逃げても良かったはずだが、敢えて横山典が外から序盤のレースを引っ張ったのは、レースを一定のスピードで進める事がテン乗りの浜中では心元なかったからである。
お陰で浜中は離れた番手追走と言う理想の形が取れるようになり、ひいては浜中をマークした福永を理想の位置取りに引き上げる役目を果たした。
そして第3の徒党材料が、向こう正面における外人(ミルコ)包囲網の確立・・・
田辺が最内からミルコのイン突きを防ぐべくミルコより前で内ラチを抑え、直線まで絶対に前を開かせないようにした。
また、後方待機のルメールを外に回すため、中団待機の馬たちは4コーナーで雁行状態になる形を作った。
直線まで前を開けなければ、あとはタレる酒井や柴田大が壁となるのでイヤでもミルコはどこかで外に持ち出すしかなくなり、ルメールも外を回すしかなくなるからだ。
実際にこのとおりになったのため、ミルコはあの横っ跳びと見紛うような進路を取らざるを得なかったのである。

ところが、岩田の騎乗を批判した蛯名ができなかった事をミルコはかいくぐっただけでなく、一流騎手の本気の追い出しに反応した馬は並ぶ間もなく福永を捕らえてしまい、最後は追うのを控えるほどの競馬をしたのである。
馬の能力も凄かったが、あきらかに競馬学校の騎手とは本当の意味で馬の能力を発揮させる実力が違っていなければできない芸当である。

そもそも、ルメールが大外を回って脚を使い切っているのもおかしな話であり、この点も予想で書いた「最悪の結果」の成した事態だとしか考えられない。

このルメール敗戦による「堀の手抜き」には唖然とさせられたが、ここまで仲間から援護されたのに直線半ばで先頭に立っても並ぶ間もなく交わされた福永には本当の意味で馬の能力を発揮させる実力が欠けている事に見ている私の方が恥ずかしさを覚えてならなかった。普段「馬の能力うんぬん」とノタまっているのが全て愚息の戯言でしかない事をまざまざと見せたから。

後輩の誰からも敬意を示されない福永祐一を持ち上げなければならないのは一体何のためなのか?
まだしも、武豊TVなどでレースの運び方を後輩たちに示した武豊が一流と扱われる事は分かるが、何ら技量も見せず、ただ武豊より血筋が上であるだけのモノマネだけで勝星を積んでいる福永に、なぜここまで援護しなければならないのか全く理解できない。
今の福永の技量では、競馬には常にヤラセがある事を考えねばならなくなり、これでは公正さに欠ける事この上ない大問題である。
何より、彼のような存在があるから青木や後藤のような不幸な事象が起こっている事を主催者はなぜ気付かないのかも不思議でならない。
主催者は、是非ともこれ以上中央騎手の恥をさらさないよう「援護ありきでも勝てない騎手」を一日も早く干す事にして欲しい。四位のようにだ!
私的には、せめてこれ以上お父さんの苗字を汚すのだけは止めて欲しい。お父さんは本当に凄い騎手だったのだから・・・

ちなみに、ミルコやルメールが「日本の競馬は世界的にも進んでいる」とか「日本の馬は世界でもトップクラス」と言うのは、ケタ違いに稼げる中央競馬を持ち上げているにすぎない。
彼らの口から騎手を褒める言葉を聞くのは、特集記事などで個人騎手の良さを問われた時以外にはなく、おべんちゃらをまともに受けている場合でない事は、見る目のある人たちにはすでに知られている事であり、だからこそミルコとルメールの通年騎乗が認められたのである。
彼らがいなければ、どんなに世界トップクラスの馬を生産者が作っても、実戦で好走させる騎手が中央では岩田1人しかいないからで、その岩田も言わばよそ者であるからには、世界で勝ちたいと願う生産者が彼ら外人に頼るしかないのは立場として当然だろう。
なのに、土台となる国内で満足に馬の能力を引き出せない者がトップにいること事態が大きな誤りである事は小学生でも分かる事である。

今回の福永2着とルメール6着ほどのあからさまなヤラセは見たくなかったのに、それがここまであからさまに見せられた事が何より残念でならない。
ぜひダービーでは今回のようなヤラセがない事を願って止まない・・・
とは言え、ここにいなかった馬でリアルスティール以下を負かせる馬は、シャイニングレイ(川田?)・アダムスブリッジ(論外和田)・ルージュバック(戸崎)くらいしか見当たらないのだが・・・キタサンブラックブライトエンブレムに外人騎手を起用すると言う手もあるが・・・でもミルコ並みの騎手がそうそう起用できるとは思えないだけに・・・(苦笑)
レースレベル:3
→次走狙い馬:ドゥラメンテ  
→次走危険馬:リアルスティール,サトノクラウン

競馬予想型   邦彦東前頭十四枚目 予想歴24年 回収率93% 勝つことが許されている馬は何でもアリ
6拍手
3502PV

JRAに移籍した地方競馬出身者と外国人が闊歩する競馬が続いてます。

自分は元々、番組表読みの”片岡勁太”を出発点にしましたので、ポテンシャルがあってもOP実績や重賞実績を持たない馬に勝たれるとお手上げです。

じゃあ、なぜ1勝馬のレッツゴードンキの単勝を買えたかというと、皐月賞は自分が取り違いをしましたが、ある意味JRAから岩田だよと教えてもらったからです。

あ、信じるも信じないもあなた次第ですから、気に入らない人はこれ以上はご遠慮下さいね。
少なくとも桜花賞まではG1を当て続けましたからね。



さて、地方競馬は大井競馬などの都心部を除けばほとんど死に体です。理由はといえば、配当にバリエーションがなく本当に強い馬が勝っているのが現状だからです。
配当が何百円しかつかない競馬ばかりでは庶民は手を出せません。

それに対して中央競馬は競馬場への入場者は減ってきているとはいえ、ネットなどによるPATを利用しての投票者は増え続けています。

パイが大きければマスコミ誘導などによって人気も割れ、そうすることによって、また、馬券種を増やすことによって射幸心をあおる配当も多く出せるのです。

今年のJRAのCMで瑛太がこうつぶやきます。
「競馬ファンの数だけ、楽しみ方はあるんですよ」

データ重視の人もいれば、血統理論や調教、展開、そして騎手や馬場など、予想方法はバリエーションに富んでます。
そのなかで、番組表読みや高本式などのサイン読みも亜流ではありますが確実に存在します。

では、なぜサイン読みなどを存在させるかというと常識的な予想では想像もつかないような大万馬券となったレースでも、サイン読みなら取れたよという口実が欲しいからです。

まあ、JRAからすればどんな買い方でもいいから馬券を買ってくれればいい、裾野は広ければ広いだけいいんだということだとは思いますが・・・。

例えば昨年のシンガリ人気の馬が勝ったフェブラリーSやこの前のどスローの桜花賞がいい例だと思います。なぜ、未勝利戦と変わらないレースがG1でまかり通るのか・・・。

そんな展開、ペースが許されるなら馬の能力を日々検証している者にとってはたまったものではないでしょう。

でも、そんなレースは有馬記念がいい例ですが確実に存在します。邪推すれば、どうしてもその馬を勝たす必要があったからということになるでしょう。
オグリキャップが有馬を勝ったとき、ある騎手が言ったそうです。「あれほどのアイドルホースの引退レースなんだから負かすわけにいかないよ。」

競馬界は閉塞的なムラ社会であり、農林水産省特殊法人が運営する公共事業ですから、それはそれ談合も必要でしょう。自分も入札で談合を経験したことがあります。

ある意味、談合であるとするならば突出することも許されるものではありません。その弊害が顕著に現れているのが競馬学校を卒業した騎手に表れているような気がしてなりません。

同じ教官に同じように授業を受けるわけですから、一人だけ技能が優れる騎手が現れるというのも歓迎されないのだと思います。確かに武豊がJRAをメジャーにするためにリードする時期はありましたが、浸透した今ではその必要性もなくなりました。

今年、障害G1を除いて4戦を消化しましたが競馬学校卒が勝ったのはフェブラリーSの武豊だけ。
それも田辺騎手からの乗り替りです。

若手はいつ台頭するのでしょうか?
というか、JRAは意のままに忠実に淡々とレースをこなすロボットだけを要求しているように思えてなりません。
そして、競馬学校の騎手たちは自分たちの勝たせてもらえる順番が来るのをただひたすらに待ち続けている・・・。
まるで”羊たちの沈黙”だ。

そして今回の皐月賞もデムーロではなく、競馬学校卒の騎手が乗っていたなら、あの4コーナーの横滑り術は成し得たでしょうか?

たぶん、前が壁になって何も出来ずに脚を余したと当たり前のように口にしたでしょう。

ちなみにデムーロは騎乗停止になったようですが、入着順は変わらない。昔なら馬も失格し馬券もパアになってました。確かにあれだけの力差があるのだから、失格にするのもどうかなという話です。

さて、ダービーですがどの騎手にいや、どの馬主に順番は回ってくるのでしょう。

少なくとも「感動した!」と言えるダービーであってほしいと願うばかりです。
→次走狙い馬:リアルスティール       

競馬予想型   尾張のうつけ西前頭六枚目 予想歴19年 回収率124% ~レギュレーション違反のエンジン~
3拍手
1024PV

【LV4=平均上レベル】
・戦線は無敗のサトノクラウンに注目集まった。皐月賞の最有力トライアルで有力馬たちを一蹴。その強さは際立っていた。
・トライアルの内容的には、弥生賞>スプリングS>若葉S。人気順もその形。
・後は共同通信杯を押せ押せローテ&駄騎乗で落としたドゥラメンテが実力がいかほどか、というのが注目点。
・結果はドゥラメンテの差し切り勝ち。前々で踏ん張っていたスプリングSの上位馬を坂上で一気に撫で切った。人気のサトノクラウンは出遅れで位置が取れず。直線勝負に賭けるも伸び切れなかった。
・今回の出走馬の中でダービー向きの馬はいなかった印象。2000mベストorまでという馬が多かったように感じた。レースレベルの高さは認めるものの、別路線組からひょっこりとダービー向きの馬が現れてもおかしくないように思う。

◆1着はドゥラメンテ
 五分かやや悪めのスタート。スッと下げて後方からのレース。1Cの入りで最後方に近かった。道中は折り合って追走。4Cでは手応えはあったが、前が壁に。手綱を引きながら、外へ出していく。動き出し自体はソロっと動かしたのだが、途中から馬が一気にドリフトのスライドして大外まで吹っ飛んでいく。直線は大外へ。外から追い出されるとグンと加速。坂を登りながら凄まじい推進力で駆け上がってくる。ロケットエンジンでも付いているので無いかと思うような爆発的な加速力。前で頑張っていた馬が坂上で勢いが鈍ると並ぶ間もなく交わしていく。最後は流して1.5馬身差。これはもう積んでいるエンジンが違った印象。
 唖然呆然とするしかない競馬。4Cでのやらかしはあったものの、自身に取ってはかなりロスがあったもの。大外まで吹っ飛んでいて立て直してアクセル踏んだら一気に加速。坂でもう更に一伸びするのだからどうしようもない。関東馬じゃなかったら2冠馬、と言いたくなる競馬っぷり。普通に行けばダービーでも勝ち負け。ただこの有り余るスピードが悪い方に出なければ、という贅沢な懸念はある。勝ちタイムが速すぎた年の皐月賞馬はダービー馬になっていない。血統的には才気溢れながらも、ダービーに負けたルーラーシップを思い出すが、タイプが違うので大丈夫か。この馬が出ないことにはダービーにケチがつくので、とにかく無事にいって欲しい。

◆2着はリアルスティール
 上々のスタート。出たなりに無理をせず。1Cではやや行きたがっていたが、何とかこれを鎮めて6番手から。ただその後もやや持って行かれ気味。行きっぷりが良すぎるほど。100%折り合っていたわけではないが許容範囲。好位で折り合い4Cの出口でスッと外へ。3番手の外から前に並びかけていく。直線入口ではキタサンブラックに並びかけていく。思った以上にこれに抵抗されたものの、坂上で振り切る。さぁ残り100m、というところで外から一気に馬が飛んできて並ぶ間もなく交わされてしまう。さすがに抵抗しようもなく、2着で入線。競馬ぶりは悪くなかった。相手が悪かっただけ。
 今日は普段よりも前目の位置で運んだ。道中やや行きたがった許容範囲。ただこの行きっぷりの良さはちょっとダービーでは気になる。キズナでダービーを制している配合で上のラングレーが2400mを勝っているとは言え、なんとなくマイラー臭があるのが気になるところ…。ダービーで逆転、という気勢が上がらないの本音。

◆3着はキタサンブラック
 五分のスタート。楽な感じでスッと前へ。一瞬ハナを切るかとも思えたが、クラリティスカイが来たのを見て控える。道中は2番手からの競馬。しっかりと折り合って追走。4Cでも2番手で、逃げるクラリティスカイよりは手応えはいい。直線入口では2番手も外からリアルスティールから並びかけらた状態。勢いの分が悪く、先に出られたものの、坂でもう一度盛り返す。ただ残り100mで力尽きて3着で入線。正攻法で大健闘。
 展開も折り合いもドンピシャ。騎乗ぶりに何の問題もなかった。負けたのは純粋な能力差。キラキラの社台の血統馬相手に、母父バクシンオーが良く頑張った。

ブライトエンブレム
 好発。無理をせずに控えていく。中団のインを追走。行きっぷりはいい。4Cでもインを回りつつ、気合を付けて
虎視眈々。最内を突くのではなく、徐々に外に出して、直線は馬場の3分処を確保。前に綺麗に進路が出来た。そこから追い出された前をおっていくがなかなか差が詰まらない。坂上でももう一伸びしたが4着まで。今日は内枠を利して100%の競馬が出来た。ほぼ完璧な騎乗。これで負けたのだから、力が及ばなかった。騎手はよくやった。

クラリティスカイ
 五分のスタート。少し気合を付けて前へ。道中は1馬身程度のリード。1000m通過が59.2。結果的にはほぼイーブンペース。4Cでも手応えあり。気合を付けて直線に入っていく。直線では早めにスパートを掛けて後続を引き離しに掛かるが、キタサンブラックを振り切れない。それでも懸命に粘って5着は確保。後ろから来る馬には不利があったこともあり、掲示板を死守。力は出し切った。

サトノクラウン
 出遅れ。テンにもそれほど速くなく、促しても位置を取れない。道中は後方4番手を追走。行きっぷりは普通。4Cではかなり外に出して追い上げを図る。4C大外に出したこと自体はドゥラメンテの弾き飛ばしとは関係ない。が、内にいたダノンプラチナが動き、玉突き的にタガノエスプレッソが動きこの時にブツけられた。(ドゥラは関係なし)直線入口で、ドゥラメンテに直接前をカット。動き出しの部分で痛かった。その後は先に抜けだしたドゥラメンテを追いかけていく。途中までは同じ脚色だったのだが、坂を登った後に一気に突き放された。
 4C入りでの動き出しの脚は良い物があったのだが、流石に最後まではモタなかった。今日はスタートでの出遅れが痛かった。後はこの馬に取っては時計が速すぎたかも。

ダノンリバティ
 五分のスタート。行く気無く後方2番手からのレース。序盤はやや行きたがる。3Cでもまだ手綱を引いていたように折り合いに苦労。4Cで各馬が外へ行く中、腹をくくってインを突く。直線では何の障害もなく、内から伸びてきたが坂上で失速。8着まで。
 道中は折り合いを欠いたし、折り合いに苦労する分、テンから位置を取りに行く競馬が出来ない。今日の内容的には1800mまでの馬か。

スピリッツミノル
 スタート悪く。出ムチを何発かくれたが馬が反応せずに行けない。結果4番手からの競馬。インで我慢の競馬も、4Cでは手応えがない。直線入口でも4番手。馬場の内に入れて必死に粘っていたが、最後は止まった。
 逃げ宣言もスタートが悪く、テンの反応も鈍かった。初の長距離輸送が応えたか。

ダノンプラチナ
 五分のスタート。道中は中団外目を追走。行きたがっており、やや折り合いを欠いていた。4Cでは大外。更に不利を受ける。直線では巻き返す余力はなく、後方に沈んだ。不利はあったが、あれがなくても下のほうの着順だった印象。
 元々マイラーっぽい気性と血統。大外枠に入って、壁を作れなかったのは痛かった。ダービーで勝ち負け出来そうな要素は皆無。それならばダービーよりNHKマイルに行ったほうが勝算があるし、盛り上がりそうで。
レースレベル:4    
→次走危険馬:リアルスティール  

競馬予想型   スコット東前頭二枚目 予想歴14年 回収率99% クラシック緒戦を終えて
3拍手
2765PV


 今年のクラシックに関して2頭だけ具体的に書いたことがある。

 レッツゴードンキ:クラシックは勝たないだろう

 サトノクラウン:クラシックではいらない


 今のところ1勝1敗といったところでしょうか(笑)


 では、皐月賞の回顧を。


 まずは高速馬場が叫ばれた訳ですが、タイムは1.58.2。
 参考にした、2013年の皐月賞が1.58.0でしたからとった傾向はあながち間違ってなかったかなと思います。

 予想では、高速小回りとマイラー血統が良いと書きました。

 それで、キンカメ×サンデーのドゥラメンテとクロフネ×スペシャルウィークのクラリティスカイを推したわけです。


 しかし、結果はキタサンブラックが来てしまって…。そこでもう一度精査したところ、見つけたのはボールドルーラーとヴァイスリージェントという米国スプリント感。

 あとは、サンデー系×母父スプリント系という2つ。


 それに当てはまったのがキタサンブラックでした。

 父:ブラックタイド(Lサンデー)
母父:サクラバクシンオー
母母父:ボールドルーラー系

 最初の予想では、ブラックタイドで一発で消してしまったわけですが、まぁプラス要素はあったかなと。


 今後に関しては、ダービードゥラメンテリアルスティールでしょうか。

 あとダービーで血統だけで見て気にしたいのはベルラップ

 Tサンデーのハーツクライにダンチヒ内包なので良いと思います。あとは母父シンボリクリスエスがどれだけ邪魔するか、といった感じですね。
→次走狙い馬:ドゥラメンテ       

競馬予想型   東海帝王東幕下七枚目 予想歴30年 回収率% デムーロが悪い訳ではない
1拍手
2460PV

4コーナーで外にふくれたのは、乗り役に責任はないと思う。多分に、ドゥラメンテが抱えている気性的な問題でしょう。陣営が、あえて右回りを使わなかったのも、この性格を知っていたのかも知れません。昔から天才と何とかは紙一重と言いますから。ただ、あの爆発的な脚は、あきれさせるほどの強さですので、不利を受けた馬達は、不利がなくても敵わなかったでしょう。ただし、これで日本ダービーは間違いなく1番人気になると思います。しかも1倍台の断然人気になります。こうなると馬券的には、妙味はありません。外枠をひいたら飛ぶ可能性は大きいでしょう。今の所、日本ダービーに一番近いのは、リアルスティールでしょう。サトノクラウンは、今回初めて1番人気のプレッシャーに負けてしまったので、次回は狙えるかもしれません。
レースレベル:4
→次走狙い馬:リアルスティール,サトノクラウン
→次走危険馬:ドゥラメンテ  




つぶやき
ハショタ
03/15 09:38

午前の予想は無理ですか?

南川 麒伊知郎
03/07 20:03

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

北川 麟太郎
02/11 02:53

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

   つぶやきだけ全て見る
競馬ナンデチャンネル
メアド
パ ス
 

コメント

ムトト>>

>>夏影


03/09 21:42

@ディープ記念 ナイス読みです!

ムトト>>

>>ムトト


01/25 01:15

はやと>>

>>ムトト


01/20 08:07

@京成杯 ナイス



6
伏竜S
◎ルクソールカフェ
○メイショウズイウン
三連単11-8-1番
5,210円 的中

南川 麒伊知郎
新規無料登録広告掲載サイトマップリンクニュースリリース利用規約プライバシーポリシーお問合せ運営会社