2013年 タイム 1’47”3 (良) 1FAve=11.92 3FAve=35.77
ラップ
①12.9-②11.8-③11.5-④11.3-⑤11.1-⑥11.4-⑦12.0-⑧12.0-⑨13.3
1FAveとの誤差
①+1.0 ②-0.1 ③-0.4 ④-0.6 ⑤-0.8 ⑥-0.5 ⑦+0.1 ⑧+0.1 ⑨+1.4
テン36.2-中盤33.8-上がり37.3 『前傾・ハイレベル』
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『ハイレベル』・・・逃げ× 先行○ 差し◎ 追込○
1着ナカヤマナイト・・・ステイゴールド×カコイーシーズ=サンデーサイレンス×レイズアネイティヴ 〔6-a〕 4-3
2着ダイワファルコン・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔4-d〕 2-2
3着シルポート・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔3-n〕 1-1
流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』中盤の締まった速い流れから『ハイレベル』の複合ラップ。展開的には、差し・追込が最も恵まれ、次いで先行、逃げには厳しい流れと考える。しかし、開幕週の小回り中山コースということもあり、前にて展開した馬が押し切るレースに。例年厳しい流れでも、開幕週の中山芝コースは前が止まらないと証明できると思います。
1着ナカヤマナイトは、前走有馬記念7着(=中山芝2500m:1.1秒差)からの好走。中山芝コースは(3-2-0-1)、芝1800m戦は(3-2-1-0)でした。GⅠでは少し足りないのだが、GⅡやGⅢでは好走するタイプで、イメージはバランスオブゲームのようで、格下相手にはいじめっこのように好走するも、格上にはやはり頭が上がらない馬。そう考えるとこのレースにぴったりの馬だったと反省する。近走は差し・追込に位置することの多い馬だったが、今回捲り差しにて好走。中山芝コースでのステイゴールド産駒の好走は、捲りでの好走が多く、12年有馬記念のゴールドシップや11年オルフェーヴルなどのように、早めに動いて好走することが多い。12年オールカマー1着(=中山芝2200m)と本馬は捲りで好走していて、このコース巧者を侮ってしまった点は反省したい。中山コース実績も重視すべきポイントで、非根幹距離実績もあればなお信頼性は上がると考えるべきと反省します。今後もGⅡやGⅢではまだまだ侮れず、GⅠでは少し足りないそんな馬と期待します。
ステイゴールド産駒はスタミナ型のサンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。母父カコイーシーズはレイズアネイティヴ系で、まくりの利く中山や阪神の小回りコースに向き、逆に東京コースは苦手な産駒が多い。芝はローカルコース向き。成長力は晩成型で、ダート向きのパワーを備えている。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をし、古馬になり本格化する。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。
2着ダイワファルコンは、前走有馬記念10着(=中山芝2500m:1.6秒差)からの好走。中山芝コースは(5-3-1-5)、芝1800m戦は(4-2-1-5)でした。小回りコースでは先行することも多く、好走も多い本馬にて、中山芝コース向きの馬と考えて高巣に期待して評価する。前走よりも距離短縮となる点はプラス要因と考えて期待し、結果2着好走。本馬も中山コース実績と非根幹距離実績の高い馬で、なおかつ12年オールカマー2着(=中山芝2200m:0.2秒差)と1着馬ナカヤマナイトと一緒に好走歴のあった馬。適性の似た馬として考えるべきだったと反省します。本馬も1着馬ナカヤマナイト同様に、中山芝コース専用馬という感じにて、中山芝コースで注目、他のコースでは軽視するのが正解か!?とりあえず、芝1800m~2200mで、中山芝コースや小回りローカルコースなら狙える馬と考えたい。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は中山芝コースのスペシャリストというような成績で、本質は小回りの持続型タイプと思うが、速い上がりも繰り出せるので広いコースで末脚を活かすことも可能なタイプ。ただし東京芝コースでは詰め甘。緩い流れで瞬発力勝負より、持続した流れでスタミナを活かす方が強さを発揮しやすい。ジャングルポケット産駒は菊花賞でも好走しているし、スタミナの豊富な馬が多くステイヤータイプも輩出する。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち鮮度の高い時によく好走する。
No.〔4〕の牝系は、3歳春から力をつけてクラシックで好走するような成長力もあるが、さらに3歳秋から古馬にかけて成長力が著しい。またスタミナを活かしての好走が得意。分子記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。
3着シルポートは、前走阪神C14着(=阪神芝1400m:0.8秒差)からの好走。中山芝コースは(0-1-0-2)、芝1800m戦は(3-5-0-6)でした。12年中山記念2着馬でもあり、昨年も開幕週の馬場を利用して大逃げをして好走したリピーターでした。今年も昨年同様に、大逃げにて何とか踏ん張り3着好走。このレースでは逃げ馬の前残りも十分ありうると考えて予想すべきと反省する。8歳馬の高齢馬だが衰えの少ない馬にて、今後もローカルコースなどではまだまだ注意が必要な馬と考える。
ホワイトマズル産駒はリファール系で、欧州型のスタミナ血統で淀みない流れの中長距離戦で高い能力を発揮する。スローペースの瞬発力勝負で負けても、厳しい流れならすぐに反撃する。前走が惨敗でも、展開が向けばあっさり好走する。この特性がホワイトマズルの真骨頂。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。重賞挑戦など格上相手にもよく好走し、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。
No.〔3〕の牝系は、古馬での成長力も豊富で、東京コースなど広いコースでの好走が多い牝系。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。
中山記念のポイントは、
①中盤の弛まないレース。持続型の流れに強い馬が好走しやすい。
②小回り中山コース、開幕週ということもあり、内枠の逃げ・先行馬が強いレース。馬場が悪化すればなおその傾向は顕著になる(=不良馬場の場合は個々の不良馬場適性が問われるため例外で差しも決まる)。大逃げする馬も逃げ粘れる。
③スタミナ型サンデーサイレンス系の好走もあるが、欧州スタミナ型血統向き。大系統ノーザンダンサー系が強い。
④非根幹距離実績が重要。
⑤中山芝コース好走実績も重視。非根幹距離重賞好走実績もあるなら、要注意となる。
⑥リピーターの好走が多く、何度も着順を下げずに好走する馬がいる、「老馬の法則」が当てはまらない適性重視のレース。
→次走狙い馬:ナカヤマナイト,ダイワファルコン