皐月賞回顧　byリック

さて、こんないろんな意味で泣ける話はこの辺にしときましょう。

皐月賞回顧

逃げたキャプテントゥーレの作るペースは1000メートル61秒4とかなりのスローペース。しかしこれは馬場状態によるものであると考えられる。同日８Ｒの鹿野山特別（4歳上1000万下）も1000メートル61秒9。中山最終週ということと、雨の影響で良馬場発表でしたがかなりボコボコだったようです。それの影響かどうかは不明ですがキャプテントゥーレも故障しちゃったし。

１着　キャプテントゥーレ
もともと先行馬ではあったが、今回は思い切った逃げ作戦。これが嵌った。と、言われてますが、この馬実力もすごいと思います。2番手の位置にいたキリシマは直線バテて５着、前のほうにいたサブジェクトやスマイルジャックなんかも直線では離されて着外。この馬とキリシマ以外の先行馬は崩れたといってもよく、思ったより先行馬には厳しい展開になってます。それなのにこの馬は一頭独走。道悪がものすごく得意なのかな？
骨折は残念です。タキオン産駒はこういうの多いなあ。ニュービギニングは丈夫なのに。

２着　タケミカヅチ
中団からいい脚で２着。まだ１勝馬です。シンザン記念ではドリームシグナルなんかにも負けてたのに・・・。シックスセンスやステイゴールドみたいに相手なりに走る大崩れのない馬ですね。鞍上ヨシトミ様はまさに名コンビです。ダービーでも２着３着は高い可能性で狙えるでしょうしヨシトミ様次第では１着も・・・。距離伸びてよしのタイプかもなので（距離が伸びることによって成績上昇しているので）ダービーでは最有力かもです。

３着　マイネルチャールズ
もっと前にいたほうがよかったんじゃね？と言われますがどうなんでしょう。今回のキャプテントゥーレを捕まえられたかは正直疑問です。実力はこの世代でも上位で、ソツのない競馬ができますね。ただ最近活力を失いかけているブライアンズタイム産駒。ヴィクトリーも去年のこのレース以降ボコボコにやられています。ちょっとダービーは心配です。

４着　レインボーペガサス
きさらぎ賞といいここといい荒れた馬場だとまさにデビルのごとき強さですね。上がり時計もこの馬だけ34.3と２番目に早かったタケミカヅチの34.7を大きく上回ってます。一頭だけやたら後ろから来てますし。荒れ馬場では鬼になるのでダービーなんかも荒れたらチャンスです。荒れたらこの馬以外いないでしょう！
あれ？きさらぎ賞って結構馬場荒れてました・・・よね？

６着　ブラックシェル
この馬も後ろからよく伸びたんですが。上がりはいつも通り早いですね。ただ、ダービーはきついかもです。心持ち前にいたほうがいい気がします。前にいたほうが若干好成績収めてる気がしますし。

５着　レッツゴーキリシマ

２番手につけて５着。そこそこ厳しい展開。前日の雨で良発表ながら馬場はあまり良くない。きさらぎ賞と同じようなレースでした。最後の直線で伸びを欠いたのは距離なのか、それとも単に厳しい展開でバテたのかわかりません。でも力はあると言うところを見せられたのはよかったと思います。
個人的にはダービー出てほしいですね。優先出走権はダメでしたが。ライアンの直系の牡馬はブライトやマキハタサイボーグみたいにハードステイヤーが多いのでバイアモンが色濃く出ていたとしても2400くらいなら何とかなる気がします。むしろキャプテントゥーレに直線入り口で置いていかれたのを見るに、スピードはそんなに無いようです。1600のＮＨＫマイルＣは苦しいかもしれません。
個人的にはあと逃げてほしいなあ・・・根性のある馬だから・・・。まあ次に期待ってことで。

まあこんなもんです。ショウナンアルバは後ろから行ったことがすべてだと思うので、実力についてはまだ未知数ですな。
じゃあ自宅警備に戻ります。また会いましょう。

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