レジネッタ、オディール、トールポピー

07:12.3-10.4-11.5-12.2-12.8-13.6-12.4-11.3-11.1-11.5
06:12-10.6-11.9-12-11.9-12.2-12-12-11.6-12
05:12.4-11-12.2-12.2-12.3-12.3-11.8-11.6-11.3-12.1
04:12.4-11-12.1-12.4-12-12-11.6-11.7-11.6-11.6
03:12.5-11-11.9-12.2-12.2-12.1-11.7-11.6-11.9-12

昨年はダイワスカーレットが自分の得意の上がりの競馬で逃げ切った。上がり３ハロンは33,9。逃げてそれだけの上がりを出すのだから後続はなかなか捕まえられない。「逃げて差す」そんな競馬を実践してみせたのがダイワスカーレットだ。

そんなダイワスカーレットが勝った昨年は上がりの競馬になったが、それ以前はレース全体の上がりとしては３４秒後半〜３５秒台、上位馬の上がり３ハロンを見てみても、皆上がり３４秒台でまとめている（例外：０４年のスイープトウショウ）。牝馬限定戦って個人的には上がり勝負になりやすいと思っていたのだが、意外としぶとい持久戦になることが多いようだ。

では、何故持久力勝負になるのだろうか。そもそもこの秋華賞の舞台は京都２０００Ｍの内回り。基本的にはペースが緩みにくいコース形状になっており、なかなか息を入れるところがない。結果的に前傾ラップになってしまい、上がりが掛かってしまうのだ。なので基本的には差し・追い込み馬を中心に狙っていきたいし、前述のように持久力のある脚を使える馬を狙っていきたい。

さて、では今回の出走馬ではどんな馬が該当するのだろうか。

・ローズＳ

12.3-10.7-11.4-12.5-12.1-12.1-12.2-11.7-12.3

単純にラップ比較だけすれば近年の秋華賞と似たようなラップ推移。パッと見「これ、秋華賞に直結するんじゃね？」とも思ったのですが…。このレース前傾ラップと言えば前傾ラップだが、４ハロン目が12,5。ちょっと緩みすぎかなぁと言った感じ（重馬場だったことを加味しても、他のラップはそんなに悪くないだけに）。それでいてラスト３ハロンもちょっと物足りないし、そのままＧ�Tに繋がるとは考えにくいかなと言ったところ。

１着・マイネレーツェル
→鮮やかな勝ちっぷり。＋１２キロの馬体にも成長が感じられた。が、それでも馬体は４１０キロ台。Ｇ�Tの厳しい舞台で戦うには少しパワー不足の感も。

２着・ムードインディゴ
→血統的には秋華賞向きなのだが、−１８キロの馬体がどこまで回復していくかが１番の課題だろう。パドックでの出来栄えも注意しておきたい。

３着・レジネッタ
→上がり勝負はあまり向かないタイプで、秋華賞が例年通りの展開になればしめたもの。桜花賞馬は秋華賞と相性が良く、やっぱり中心視か。

４着・オディール
→先行すると味が無いタイプなのかも。持久力のある脚は持っているので、ある程度控える競馬ができたら面白いかも。

５着・メイショウベルーガ
→上位馬とは位置取りの差。ただ、母父サドラーズウェルズだから重い馬場の方が合っている気がするんだよなぁ。

６着・トールポピー
→ローズＳは枠が影響したのかなぁ。不器用なところがあるタイプで、今回も内枠に入ったら軽視したい。ごちゃつきやすい京都内回りコースなだけにね。

７着のエアパスカルはＧ�Tでは厳しいだろうし、１５着に敗れたブラックエンブレムは遠征がダメなタイプなのかも。ローズＳ組で狙いたいのは

・レジネッタ（不動）
・オディール（控えれば）
・トールポピー（内枠じゃなければ）

…結局春の実績馬なんですね。時間がありましたら、もう少し分析していきたいと思いますのでお楽しみに(^O^)/

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