北海道静内農業高校の生産馬でJRAで3勝を挙げたユメロマン(牡6歳、美浦・宗像厩舎、父ジェネラス)が先月17日付でJRAの競走馬登録を抹消された。
高校生が生産したということでデビュー時に話題となった馬だが、今回の抹消で当馬の主戦騎手であった田中勝春騎手がブログで思いを語った。
まず「北海道の高校生が生産した競走馬なんです!どの馬にもたくさんの人の「想い」「願い」がこもっているけど、ユメロマンからは若い人の情熱のみたいなモノを感じたね。」と生産から育成まで携わった高校生たちのことを語った。
そして「一番印象深いのはデビューでいきなり勝利を挙げたことかな。いろんな意味で注目を浴びていた馬だし、この馬を生産した高校生たちのためにもいいスタートが切ることができて本当に嬉しかった!」とユメロマンが一躍有名となったレースであるデビュー戦での思い出を語った。
ユメロマンは芝の中距離戦を中心にJRAで3勝。通算成績は26戦3勝。馬主は田中勝騎手の実父である田中春美氏、生産は北海道静内農業高等学校。
http://www.sanspo.com/keiba/news/081010/kba0810101437016-n1.htm
まさに高校生達の夢、ロマンが詰まったユメロマン。引退は残念ですが、この馬が残した功績は非常に大きいと思います。競走馬の生産・育成を高校生達が行い、無事に競馬場に送り出し、しかも3勝を挙げた。実際に牧場に勤めていたわけでもないので偉そうには言えませんが、競走馬を無事に競馬場に送り出すだけでも大変なことだと思います。それを高校生がやってのけるなんて...ユメロマンには多くの人の夢、ロマンが詰まっていたことでしょうね。
最近では競馬離れが進み、JRAの売り上げも減る一方です。JRAでは初心者を取り上げようと競馬番組を初心者向けの「みんなのケイバ」にしましたが、正直あれは大失敗でしょう。司会の2人は司会進行すらままならないし、挙句の果てには井崎先生を馬鹿にする始末。あんな番組を見て「競馬を始めてみよう」なんて思う人はいないと思います。競馬に興味が無い人にも競馬に振り向いてもらえるためには、何か「策」がないと無理だと思います。今回のユメロマンはもっと取り上げられても良いと思うのですが。なかなか「競馬=ギャンブルと」いうイメージが払拭されず、敬遠されがちですが、競馬にだって野球やサッカー、オリンピック競技みたいに様々なドラマがあるんです!そういうのをもっとアピールしていけば少なからず影響はあると思います。今のままでは衰退していく一方です。そろそろ抜本的な改革を望みたいところです。
話がそれましたが、このユメロマン号は我々にも夢・ロマンを与えてくれました。無事に競馬場に送り出され、無事に競走馬生活を終えることができた。一見簡単そうなことですが、実は凄い難しいことなんですよね。無事デビューできない馬もたくさんいますし、無事に引退できない馬だってたくさんいます。ユメロマン号はそれだけでも十分なのかもしれませんね。第二の馬生をゆっくりと過ごしてもらいたいものです。
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ユメロマン引退ですかぁ。さびしいですね。
今年はPOGやってないので、お気に入りのお馬さんいないんだよねぇ。(強い馬はあまり・・・ディープ好きじゃないし。)
サムソンも、ジャパンカップで引退だって言うし。さびしいですね。
今週は、カワカミプリンセスに勝ってもらいたいけど、無理かなぁ。
今年の秋競馬は面白いのに、春競馬がつまらなかったからねぇ。(個人的にも。)
冬だねぇ。
>シロクンさん
寂しいですが、夢を与えてくれたユメロマン号の功績は大きいですよね…。
最近はあまり競馬に熱が入らないのは同感です。何だか冷めてしまいますよねぇ…。このまま冬の時代到来でしょうか…。何とか冬の寒さを拭き飛ばすような熱いレースを期待したいところです。